木材が腐朽菌やシロアリの被害に遭わないようにするのが木材劣化対策です。

11月25日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ。

気温も割と高くなり、暖かい1日となりました。

豊島区で工事中の『FPの家 F邸』の様子をご覧ください。

朝一番、ホウ酸屋が現場に到着。

車を道路の端に停め、工具や薬剤を搬入しました。

 

 

 

 

 

 

 

ポリタンクには、高濃度ホウ酸水溶液が入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴミ箱の中にも高濃度ホウ酸水溶液がなみなみと注がれ、そこにホースの先が入れられています。

ホースの先にはコンプレッサーが繋がれ、その先には噴霧器が付けられていました。

そう、今日は木材劣化対策工事が行われました。

お住まいの木材が腐朽菌やシロアリの被害に遭わないようにするのが、木材劣化対策工事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社ではホウ酸を使って、これを行っています。

本来、日本の住宅は、諸国に比べて厳しい建築基準法をクリアするために素晴らしい技術で作られています。

でも、その寿命は他の先進国と比べて半分から1/5ほどしかありません。

例えばイギリスの住宅の寿命は141年!

一方、日本の住宅の平均寿命は30年と言われています。

これではローンの支払いが終わらないうちに、建て替えなければなりません・・・。

その要因を大きく占めるのが、湿気や雨漏りなどにより活発となった腐朽菌により木材腐朽。

キクイムシ等の木部を劣化させる害虫類による食害。

そして、シロアリによる食害です。

これらの被害を防ぐのが、木材劣化対策という訳です。

防蟻・防腐処理なんていう場合もあります。

一般的には、合成殺虫剤を使います。

でも合成殺虫剤って、人体に悪い影響を与えるんですよね。

ご存じでしたか?

以前のは防蟻・防腐処理って、10年保証が当たり前だったんです。

でも最近は、5年しか保証してくれません。

なぜか???

実は、施工者の健康被害の元になっていたからです。

合成殺虫剤って、有効成分が揮発します。

揮発したガスをある程度以上吸うと、健康被害を及ぼします。

結果、施工者の安全を考慮して濃度を下げました。

そのために、保証期間を短くするしかなかったんです。

でも最近の家って、気密性が高いでしょ?

揮発した有効成分、大丈夫なのかな???

5年ごとに再工事するのも、大変ですよね。

その点、ホウ酸は安心です。

そもそも人体に必要な成分です。

だから過剰摂取しない限り、問題ありません。

有効成分が揮発する事もないんです。

当然、再工事の必要もありません。

ちなみに弊社では、15年保証を行います。

でもホウ酸って、濃度が低いと効果を発揮する事ができません。

高濃度がポイントなんです。

そして雨に濡らさない事が重要です。

先程の写真に、ブルーシートが写っていたでしょ?

高濃度ホウ酸水溶液を噴霧したら、雨に濡れないようにブルーシートで覆います。

これも重要なポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

躯体に高濃度ホウ酸水溶液を噴霧している様子です。

これは、3階の躯体に噴霧しているところを撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、2階施工の様子です。

あれ!防蟻・防腐処理って1階じゃないの?

そう思った人は、鋭いですね。

建築基準法における、防腐・防蟻処理の範囲は、地面から1m以内の土台、柱、筋かいとされています。

また長期優良住宅の求める劣化対策等級3は、外壁内の間柱、合板、胴縁など下地材も対象範囲になります。

どちらを見ても、2・3階に施工する必要性は書かれていません。

 

 

 

 

 

 

でも解体建物を調査してみると、定められた1.0mを超える部分にも腐朽や蟻害って結構確認されています。

図中の赤丸・橙丸が蟻害、横線が床から1.0mラインを示しています。

思ったより、被害多いでしょ?

 

 

 

 

 

ちなみに弊社では、以下の2コースをお客様に選択してもらいます。

①1階全部処理~土台・大引きから2階梁および床合板の裏側まで

②全構造材処理早速~全ての構造材

今回は、②の全構造材処理を行いました。

躯体に高濃度ホウ酸水溶液を噴霧。

筋違や屋根タルキにも噴霧します。

ちなみにFPウレタン断熱パネルは、担当者に工場まで足を運んでもらました。

平場にシートを敷き、そこで噴霧してもらった訳です。

現場でパネルをひっくり返したり、あちこちに運ぶのは大変ですから・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

また基礎を貫通する部分には、ホウ酸シーリングやホウ酸パテを充填しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらにも十分な量のホウ酸が含まれているので、シロアリの侵入を防いでくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じです。

最後に、1階用のネダノン合板に噴霧します。表・裏・木口×2面・小端×2面。

ひっくり返したり、移動しながら噴霧します。

結構な肉体労働なんですよね・・・。

床から1.0mの部分に合成殺虫剤を刷毛塗する従来の施工方法であれば、作業時間は2時間程度です。

ても全構造処理の場合は、2人掛かりで丸々1日掛けて行います。

しかも事前に、FPパネルにも処理が必要です。

これも、2人掛かりで1日掛かります。

作業量が全然違うでしょ?

薬剤の量も全然違うんです。

合成殺虫剤であれば、バケツ×1杯分くらいでしょうか?

ホウ酸による全構造材処理であれば、20リットルのポリタンク×5個くらい必要です。

あまりに違い過ぎて、呆れちゃいますよね・・・。

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電話:03-3550-1311 

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