シロアリ対策の違い

弊社のシロアリ対策について書こうと思います。

弊社では、シロアリや木材腐朽菌等から建物を守る対策を木材劣化対策と呼んでいます。

そして、その多くを

『安全で効果が持続する責任施工によるホウ酸処理』で賄っています。

これを『ボロンdeガード工法』と言いますが、弊社の場合は『ホウ酸屋㈱』に施工を委託しているんです。

以下、ボロンdeガートのリーフレットからの抜粋です。

シロアリの侵入経路を遮断する『1次防蟻』と、木部にホウ酸処理を行う『2次防蟻・防腐』からなる『ボロンdeガード』はホウ酸を使用する腐朽・シロアリ対策工法です。

シロアリは基礎の打ち継ぎ部や配管との隙間・水抜き穴・セパレート金具の穴等僅かな隙間からも突破を試みます。

まずは侵入させないことが重要で、万が一突破された場合も基礎や木部がホウ酸処理されていることにより腐朽・シロアリリスクを最小限に抑えます。

長期優良住宅にも対応しています。

1次防蟻とは、シロアリの侵入経路を遮断すること。

たとえベタ基礎であってもシロアリが侵入できる隙間がない訳ではありません。

1次防蟻では、そういったシロアリの侵入経路を放散防蟻充填剤で塞ぎ、遮断します。

2次防蟻・防腐とは、木部へのホウ酸処理を意味します。

ホウ酸処理された木部が木材腐朽菌・シロアリの生存を許しません。

生き物が相手である腐朽・シロアリ対策に絶対はありません。

対策を重ね、リスクを少なくする考え方が大切です。

ボロンdeガード工法では、3タイプの施工コースを用意しています。

①上図の斜線部分に行う『標準処理』。

 基礎天端から1.0m、玄関・水回りは2階床組までの木部をホウ酸処理します。

②上図の薄青部分に行う『1階全部処理』。

 基礎天端から2階剛床下端までの木部をホウ酸処理します。

③上図の濃青部分にも行う『全構造材処理』。

 基礎天端から野地板下端までの木部をホウ酸処理します。

一般的に行われているのは①の標準処理ですが、次に示すデーターを見ると少し心配になるんです。

上図は日本建築学会が調べた解体建物のシロアリ・腐朽菌・漏水の被害状況を示しています。

これを見ると、建築基準法で防蟻範囲と示されたGL+1000mmよりも上で、数多くの被害が発生している事がわかります。

可能であれば③の全構造材処理を選択してもらいたいところですが、せめて②の1階全部処理を選択すべきだと思います。

弊社でも②の1階全部処理を標準とし、③の全構造材処理を推奨としています。

ちなみにボロンdeガード工法としては、③の全構造材処理を推奨しています。

こんな感じです。

ボロンdeガード工法としてはホウ酸による『全構造材処理』を推奨しています。

もちろん『標準処理』でも地下シロアリ対策には十分効果的ですが、アメリカカンザイシロアリに対しては不十分です。

今現在アメリカカンザイシロアリが生息していない地域も、将来的にその生息地になる可能性があります。

家を建てた後でそのリスクが現れると、対応に追われることが予想されます。

何事も予防が肝心ですから、是非『全構造材処理』をご検討ください。

ポロンdeガート工法(全構造材処理)と一般的な農薬系合成殺虫剤処理を比較してみましょう。

基礎天端から野地板下端までの木部をホウ酸処理します。

地面から来るシロアリはもちろん、空から来るアメリカカンザイシロアリの被害から大切なマイホームを守ることが出来ます。

ホウ酸は天然鉱物由来で分解されないため、効果が長続きします。

また透明無臭で空は中に揮発もしないので安心・安全でシックハウス症候群の心配もありません。

人・環境に優しい自然素材なので家全体に処理しても健康に暮らすことが出来ます。

一般的な木造新築の防腐防蟻処理は農薬系合成殺虫剤で行われ、地面から来るシロアリには効果がありますが、外来種のアメリカカンザイシロアリは空からやって来るので処理されていない小屋裏や窓枠から被害が拡大します。

また農薬系合成殺虫剤は持続性に欠け、数年で分解されるようになっています。

分解され、効果の消えた数年後に再度住宅の木部全てに薬剤処理をする事が難しいことはいうまでもありません。

いかがでしたか

ボロンdeガード工法(全構造材処理)の必要性、ご理解戴けたでしょうか

冒頭で「その多くを『安全で効果が持続する責任施工によるホウ酸処理』で賄っています。」と書かせてもらいました。

その多くって事は、全部ではないのと思った方もいるのではないでしょうか。

弊社では、全棟ボロンdeガード工法を採用しています。

ただし、他にも防腐・防蟻対策を行っているんです。

だから、先述のような表現を採りました。

えっ、どんな対策を採っているのという方もいると思います。

でも、今回は割愛したいと思います。

だって、かなり長文になっちゃったでしょ

機会があれば、この場を借りて書いてみようと思います。

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