セルロースファイバーとは、1950年代のアメリカにて開発された断熱材です。

埼玉県で工事中の『FPの家 O邸』の工事写真をご覧ください。

先日、セルロースファイバーを天井上に吹き込みました。

前面道路にブローイングマシンを積んだトラックを停め

セルロースファイバーをホースで天井上まで吹き上げます。

天井には小屋裏侵入用の点検口を設けているので、ここからホースを挿し入れます。

ちなみに弊社では、こんな構造の点検口を採用しています。

天井断熱の場合、天井面が断熱層になります。

ここに点検口を設けるのであれば、当然断熱性の高いモノにしないと点検口から熱移動が起こっちゃうでしょ

だから断熱性と気密性を担保できる点検口を使います。

また点検口を開けた際に、天井上に積もっているセルロースファイバーが零れてくるのを防ぐ必要もあります。

弊社の場合、吹き込み厚さを400mmにしているので、経年で沈降する事を踏まえて堰板の高さを500mm以上にしなければなりません。

この点検口は350mmの設定になっているので、あと20cmほどベニヤ等で伸ばしてあげれば事足りるんです。

想いの外、施工性・操作性が高いんですよね・・・。

作業中の写真を撮ることが出来なかったので、資料画像から拝借しました。

天井裏では、こんな作業をしている筈です。

断熱材の下は天井ボードですから、足を載せれば穴を明けてしまいます。

梁の上を歩きながらの作業は、意外と難しいんです。

しかも暑いんですよね💦💦💦

この時期は、まだまだマシなんですが・・・。

いわゆるブローイングという工法です。

弊社でも時々採用しています。

なおセルロースファイバーとは、1950年代のアメリカにて開発された断熱材です。

回収された古新聞紙を使って作られているので、エコであり、資源の枯渇につながりにくく地球環境に優しいと言えます。

難燃性を持たせるためにホウ酸処理を行っている為、不快害虫やネズミ等の被害を防ぐ事も出来ます。

なんと言っても、責任施工が嬉しいんですよね。

専門知識と豊かな経験を積んだ技術者が、責任を持って施工してくれます。

また吸音効果が高いので、静かな住環境を実現することも可能です。

但し断熱性能は決して高くありません。

その為、厚く吹く必要があります。

でも、それほど高い断熱材ではないので、遠慮なく吹く事が出来るんです。

ちなみに400mmも吹けば、厚さ19cmのFPウレタン断熱材材に相当する断熱性能を得られます。

凄いでしょ

但し軒先のよう厚く吹く事が出来ない場所には工夫も必要となります。

弊社では青い部分にFPウレタン断熱パネルを充填する事で、断熱厚さ不足を補うようにしています。

また吹き込んだセルロースファイバーは軽い為、小屋裏に発生する空気の流れで舞い上がる事もあります。

その際に、通気層から零れてしまう事もあるんです。

だから弊社では、青い部分をある程度上まで張り上げて、セルロースファイバーが零れないようにしています。

こんな感じです。

ここまでやっておけば、何の問題もありません。

あとは、夏季に小屋裏に籠った熱を外に排出するだけ・・・。

その為に換気棟をめい一杯とるようにしています。

リッチベンツが端から端まで使われているでしょ

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