練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日は第3火曜日。

アセットフォーはお休みです。

月に2度ある連休の初日という訳。

でも現場ネタを書かせてもらいます。

練馬区で工事中の『スケルトンリフォーム　T邸』の現場写真です。

基礎の立上りが低いので、既存土台の上に土台を載せています。

残念ながら既存の土台は水平ではないので、この段階で水平を確保しました。

また弊社の標準はべた基礎ですが、地盤が弱い土地でスケルトンリフォームを行う際には耐圧盤の施工は行いません。

軟弱地盤の上に厚いコンクリートを打設したら、建物重量が増えるだけでしょ？

でも地面からの水蒸気は押さえたいので、防湿フィルムは敷き込みます。

そしてフィルムを抑えるために砂利も敷き並べます。

だから、その分、基礎内の土を鋤取るようにします。

土を鋤取り、フィルム＆砂利に交換すれば、重量増は少なくて済むでしょ？

でも厚いコンクリート層が無いので、地中からのシロアリ侵入を防ぐ事が出来るの？

ちょっと心配になりますよね・・・。

例えば防湿フィルムの代わりに防蟻シートを敷けば安心です。

その上に、クラッシュガラスを敷き並べれば、なお安心！

でも今回は採用しませんでした。

その代わりに、砂利部分に高濃度ホウ酸水溶液をたっぷりと噴霧します。

下に防湿シートが敷いてあるから、流れる事はありません。

シート上が防蟻層になる訳です。

耐圧盤がない為、鋼製束の下には束石を設置しました。

砂利の上に木片や切り屑が落ちないように気を使っていますが、絶対はありません。

床を塞ぐ前に掃除機を掛ける必要がありそうです。

写真を良く見ると、小さな切り屑が見えるでしょ？

木片や切り屑は、シロアリの大好物ですから・・・。