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今日は水曜日につきアセットフォーはお休みです。

今年もヤマトシロアリ＆イエシロアリのハネアリが群飛するシーズンが来ました。

ハネアリはシロアリ被害のサインとして見逃せません。

良い機会ですから、シロアリについて書いてみたいと思います。

シロアリは木造家屋に棲みついて木材などを食い荒らす害虫です。

名前にアリと付いていますが、クロアリとは全く別の生物なんだそうです。

さん校として、両者の違いを示した図を挙げてみました。

オドロキなのは、シロアリはGの仲間と言う事。

一方クロアリはハチの仲間なんだそうです。

ちなみにシロアリの天敵がクロアリなんです。

シロアリって、クロアリにとっての美味しいエサになるそうです。

なお自然界においては、木質の主成分であるセルロースの分解に重要な働きをする『森の掃除屋』的な存在。

2億年以上前から地上に存在し、盛の倒木や枯葉を分解して土に返していました。

そう、森の生態系を左右する益虫なんです。

木造住宅の所有者からすれば、単なる害虫かも知れません。

でも地球環境にはなくてはならない存在と言う訳。

だからこそ、その生態を良く知り、棲み分けする事が必要なんです。

まず建物に近ずけない事が重要です。

その為には侵入経路を塞ぐ必要があります。

そしてシロアリが生きずらい環境にする事も重要となります。

シロアリって体表の乾燥が大嫌いなんです。

だから陽光や風を嫌がります。

そして乾燥も嫌がります。

ジメジメした環境をつくらない事が大事なんです。

栄養源である木材を毒化する事も、有効な対策のひとつとなります。

食べると死ぬ事がわかっていれば、シロアリも食べないでしょ？

合成殺虫剤やホウ酸による防蟻処理がこれに当たります。