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興味深い記事を見つけたので共有したいと思います。
昆虫食の話です。
話題が話題だけに、苦手な人は読まない方が良いかも知れませんね。
以下、ビルダー様・工務店様向け情報誌『iiGOEN』いいご縁からの抜粋・転載を含んでいます。
食糧不足問題を解決するひとつの手段として考えられている『昆虫食』。
日本には古くからイナゴや蜂の子など昆虫食の文化がありますが、色々な問題を抱えているのも事実です。
研究対象として栄養価などが調べられていますが、まだまだ市場には出回っておらず、ペットの飼料としての売買が主となっています。
昆虫の味や香りはエビに近い風味なんだそうです。
私もコオロギ煎餅を食べた事がありますが、特に違和感はありませんでした。
しかし繁殖方法が確立されておらず、消費者からの嫌悪感を拭うことは出来ません。
生産側としても未開拓の分野であり、消極的にならざるを得ません。
まだまだ事業化は難しいのかも・・・。
でも昆虫食は世界的にも関心が高まっていて、今後市場規模も拡大していくことが予想されます。
矢野経済研究所によれば、2020年の昆虫食の市場規模は約3億円と推定。
2030年には37億円になるという予測もあります。
そのメリットは環境負荷が少ないこと。
例えばシロアリを食糧に出来れば、一挙両得ですよね・・・。
実はシロアリの栄養価なども昆虫食の研究対象として論文が提出されています。
ヤマトシロアリ・イエシロアリ・タカサゴシロアリ・タイワンシロアリにどんな栄養価があるのか?
調査されているようですよ。
例えば、アミノ酸の含有率としてはイエシロアリやヤマトシロアリの方が高いそうです。
シロアリにはカーストがあり、役割によって形態が違います。
職蟻や兵蟻、ニンフや生殖虫がありますが、その中でもニンフの栄養価が高いことがわかっています。
まだまだシロアリも昆虫食研究の途中段階であり、色々な課題を残しているようです。
ここには実際に食べた人の感想も載っていました。
ここでは研究の為に繁殖しているシロアリを食べていました。
イエシロアリの方がヤマトシロアリよりは食用に向いているそうです。
以下、その様子です。
フライパンでしっかりと火を通し、軽く醤油をかけて味付けしたようです。
炒め始めると、パチパチと弾けるような音を立て始めました。
これはシロアリに油分が多いためなんだそうです。
そしてエビを焼いたような香ばしい香りがしたと言います。
昆虫は外骨格といい表皮がキチン質で覆われています。
エビの殻にも同じように含まれているため、同じような香りがするそうです。
味も似たようなものらしい・・・。
サイズが小さいため、サクラエビに近い感じがしたとも書いてありました。
個人的には、おいしかったとの事。
でも1食あたり10万円するらしい・・・。
2024年7月時点で、昆虫食用のシロアリ(ハネアリ)は販売されています。
また生きている職蟻は大学の研究機関などで取引があるようです。
この相場が10万円/匹に換算されるらしい・・・。
かなりの高級食材ですよね!
繁殖方法が整備されれば、もっとお手軽な価格になるのかな?
でもジャングルであれば沢山採れそうでしょ!
すぐにでも、アフリカの食糧難の改善に役立つのでは?
でも私は食べたくないですね・・・。
posted by AssetRed
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