建物の周りには、ブルーシートで雨養生を行いました。

05月23付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り時々晴れ。

最高気温も23℃に留まり、湿度もそれほど高くありません。

平年並みというところでしょうか・・・。

練馬区で工事中の『スケルトンリフォーム T邸』の現場写真をご覧ください。

朝一番、現場前に置かれた防蟻処理グッズを撮ってみました。

そう、今日は高濃度ホウ酸水溶液を使った木材劣化対策工事の日なんです。

今回もティンボアPCOをお湯に溶かした水溶液をたっぷりと吹き付けてもらいます。

一般的には水に溶かします。

でもお湯に溶いた方が、よりホウ酸濃度が高くなります。

もちろん床から1000mm以下の木部だけではなく、2階床梁までの木部に吹き付ける『1階全部処理』としました。

土台・大引だけではなく、床下の砂利にもたっぷりと吹き付けます。

ちなみに今回は支持地盤の関係で防湿コンクリートを打設しませんでした。

そのため地面から侵入するシロアリを抑制しずらいんです。

流石にシロアリもコンクリートには歯が立たないでしょ

でも砂利なら、隙間から侵入可能です。

でも、その下には防湿フィルムが敷き込んであるんです。

砂利に高濃度ホウ酸水溶液を吹き付ければ、フィルムの上にホウ酸水溶液が溜まります。

これが乾けば、ホウ酸の結晶が積もる訳です。

この上を歩けば、足裏や身体にホウ酸が付着するでしょ

シロアリってきれい好きなので、身体中をペロペロ舐めてきれいにする習性があります。

この際に、ホウ酸を体内に摂りこみ死んでしまいます。

また、その死骸を巣の中の仲間が食べるので、巣中のシロアリが死滅する事になります。

但し基礎立上りとフィルムの間の隙間から侵入する可能性は有ります。

この点は防湿コンクリートを打設した場合も同じです。

防湿コンクリートと基礎立上りの間には、どうしても小さな隙間が出来ちゃうんです。

浴室の土間部分と基礎立上りの取合いを撮ってみました。

取合い部に白いシーリング剤が充填してあるでしょ

これ、ボレイトシールという防蟻シーリング剤です。

ホウ酸が入っているので、シロアリの侵入を防いでくれます。

排水管回りにも、充填しました。

でも防湿フィルム廻りからには充填出来ません。

でも砂利にもホウ酸が付着しているから、問題ないと考えています。

 

現場には1階で使用する根太材と構造用合板が、置かれていました。

45mm×45mmの根太材

 

 

 

 

 

 

 

厚さ12mmの構造用合板

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらも敢えて施工しませんでした。

この後に、土台・大引き間に断熱材を充填するからです。

そして、その上に根太を転がします。

先に取付けてしまうと、施工が面倒でしょ

だから床合板&根太を現場に置き、ホウ酸処理をしてもらいました。

結晶化したホウ酸が付着した根太材

 

 

 

 

 

 

 

結晶化したホウ酸が付着した合板

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにお湯に溶かしたホウ酸は、温度が下がると結晶化します。

結晶化しない水溶液は、濃度が低いんです。

ホウ酸処理、無事終了しました。

 床組

 柱・間柱

建物の周りには、ブルーシートで雨養生を行いました。

これで雨が降っても大丈夫です。

早く外部を塞がなきゃ💦💦💦

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電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

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