これって、熱中症の『注意』レベルに当たるそうです。

今日は水曜日。

アセットフォーはお休みです。

昨日・今日と月初めの連休という訳。

しっかりと身体を休めて、休み明けに備えたいと思います。

さて本題です。

昨日の拙ブログの続きを書きたいと思います。

無冷房現場に設置したWBGT計です。

気温:27.0℃

相対湿度:66.9%

WBGT指数:24.7℃

これって、熱中症の『注意』レベルに当たるそうです。

左下に表示されているでしょ

『注意』と言われても、ピンと来ないんですよね・・・。

という訳で、比較的馴染みのある『CBE温熱快適ツール』を使って検証してみました。

フリーのオンラインツールですから、誰でも利用可能です。

入力も至って簡単

今回は『PMV法』を選択しました。

気温:27.0℃(WBGT計より)

気流速度:0.1m/s(ほぼ無風状態)

相対湿度:66.9%(WBGT計より)

代謝率:1.7mets(歩き廻るくらいの運動量)

衣服レベル:0.61clo(長袖のズボン+長袖のシャツ)

以上を入力すれば良いんです。

すると、上のようなグラフが瞬時に出て来ます。

温度と湿度のちょうど良い環境を水色の範囲で表示している訳ですが、実際の環境は赤丸で表示。

少し上に外れているでしょ

PMV=0.78(少し暑い)

という評価になっています。

ちなみにPMV法とは、デンマーク工科大学のファンガー(P.0.Fanger)教授が、1967年に快適方程式の 導出を発表し、これを出発点として人体の熱負荷と人間の温冷感を結びつけた温熱環境 評価指数PMV(Predicted Mean Vote,予測温冷感申告)です。

人体の熱的快適感に影響する要素は

室温

平均放射温度

相対湿度

平均風速

の4つの物理的要素

そして

在室者の着衣量

在室者の作業量

の2つの人間側の要素が関係します。

これら6つの要素を快適方程式に代入すると

人間がその時暖かいと感じるか

寒いと 感じるか

を「7段階評価尺度による数値」で表します。

PMV値が0.78であれば、上表の『やや暖かい≒少し暑い』に該当する訳です。

試しに同じ条件のまま、風速0.1m/sを風速3.0m/sに変えてみました。

扇風機で顔に風を感じる程度の風を当てたイメージです。

赤丸が青いゾーンに入っています。

評価はPMV=0.27(中立)。

風が当たるだけで、快適になるんですね。

風の効果って凄いでしょ

風を皮膚に当てると体表面の汗が蒸発します。

その際に気化熱を奪うため、体温が下がるんです。

注射の時に腕をアルコールで拭くと、スーッとするでしょ

アレも気化熱による効果です。

今度は、服装と運動量を変えてみましょう。

代謝率:1.7mets(歩き廻るくらいの運動量)→0.8mets(座ってリラックス)

衣服レベル:0.61clo(長袖のズボン+長袖のシャツ)→0.50clo(半袖のズボン+半袖のシャツ)

風速は0.1m/sに戻しています。

作業着を脱いで下着になり、座って休んでいるイメージでしょうか。

今度も赤丸が青いゾーンに入っています。

評価はPMV=0.44(中立)。

この環境であれば、薄着になって休んでいればなんとかなるようです。

この結果を見れば、(ナルホド・・・)と納得できるでしょ

 

まだWBGT指数って、慣れてないんですよね・・・。

だからピンと来ないんです。

早く慣れなきゃ

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