自然給気口と排気口の設置場所を決めるのって難しい!

板橋区で工事中の『FPの家 Y邸』の工事写真をご覧ください。

外気に面する室内壁に取付けられた自然給気口。

天井に取り付けられた排気口。

どちらも換気システムの重要な部材です。

このお宅で採用したのはNJKの『ルフロ400』。

ダクト式セントラル第3種換気システムに当たります。

その仕組みを簡単に説明してみましょう。

洗面脱衣室の天井内に設置した換気ファンを使って、ダーティーゾンーの汚染空気を集めます。

汚染空気を吸うのが排気口、換気ファンとは100Φのダクトで繋がっています。

DCブラシレスモーターを採用している為、消費電力が小さいのが特長です。

集めた汚染空気は、150Φのダクトで建物外に排出します。

第3種換気って、建物の気密性能がある程度高くないと機能しません。

C値で言えば、0.5㎠/㎡以下が望ましいと言われています。

隙間が無い建物であれば、汚染空気を強制排出した分の空気を自然給気口から採取します。

自然給気口には花粉フィルターが付いているので、きれいな新鮮空気をGETできる訳です。

でも隙間の多い建物であれば、そこら中のある隙間から外気が入って来ます。

もちろんフィルターは付いていません。

花粉もそうですが、壁や天井裏の埃等を含んだ外気が入って来ることになります。

また風の影響で隙間から余計な空気が入る事もあるし、内外温度差で隙間から余計な空気が出てしまう事もあります。

つまり計画的な換気が出来ないんです。

第3種換気を計画する場合、自然給気口は居室に設置するのが基本です。

居室に新鮮な外気を供給し、二酸化炭素や水蒸気等の人体かに発生した汚染空気はトイレや浴室等のダーティーゾーン経由で廃棄します。

居室→ダーティーゾーンという空気の流れが出来ていれば、臭気や水蒸気が逆流する事もないでしょ

でも自然給気口からは、常に新鮮外気が入って来ます。

夏であれば暑くて湿った空気が、涼しくて乾いた空気の中に。

冬であれば冷たくて乾燥した空気が、温かくて適度な湿度を保った空気の中に入ってくる訳です。

空調的には、明らかに『負荷』になるでしょ

当然、自然給気口を設けた居室の室内環境は悪化します。

より外気に近い環境になろうとする訳です。

そこにエアコンがあれば問題ありません。

ひと昔前のように各居室にエアコンが設置されていれば、何の問題もないんです。

エアコンのセンサーが反応して、すぐに快適な温湿度に戻してくれます。

でも昨今は1台のエアコンで全館冷暖房が普通でしょ

エアコンから遠い部屋に自然給気口を設けると、室内環境の悪化を防ぎにくくなります。

またエアコンは空気の流れで室温を調節する空調機器ですから、エアコンのある部屋から無い部屋に空気が流れるようにしないとNGです。

でも、この流れを自然給気口や排気口の配置が邪魔する事もあります。

第3種換気とエアコンによる全館冷暖房って、意外と難しいんです。

最近は、エアコンの周囲に自然給気口を集めるようにしています。

こうすれば外気の影響は、エアコン周りに集中するでしょ

その分、エアコンの内部屋への影響を減らす事が出来ます。

また新鮮外気を、そのまま冷暖房する事が出来るので効率も高いんです。

外気を採り入れたら、すぐに調温&調湿。

調温&調湿した新鮮空気を各居室に配給。

ダーティーゾーン経由で汚染空気を排出。

ビル空調に近い考え方かもしれません。

レンジフードによる給排気やガス乾燥機による給排気計画も、これらを踏まえて行います。

トータルで考えないと、結果的にうまくいかないんです。

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