blog
今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
時々、太陽光発電システムを屋根に搭載した弊社OB様から質問を戴きます。
「蓄電池の導入を勧められたんだけど、どうなの?」
「補助金が出るんでしょ?」
最近、同様の質問を受けることが増えたように感じます。
屋根の上のパネルを見て、飛び込んで来る営業が多いようです。
既存のパワコンに蓄電システムを追加すれば、昼間の余剰電力を貯める事が出来るようになります。
以前は、余剰電力を高い金額で買い取ってくれていました。
でも最近は買取金額が下がり気味・・・。
先々、もっと下がりそうです。
だったら、買い取ってもらう分を蓄電池に貯めちゃえ!
という事みたいです。
災害時にも安心でしょ!
こう言われると、ナルホド・・・。
納得しちゃうみたいです。
ちなみに弊社では、こうした提案はほぼしません。
だって残念ながら、弊社のOB宅だと大抵は蓄電池効果は期待出来ません!
上図でザッと説明したいと思います。
オレンジの破線で囲まれた部分が、ご家庭で使う電気です。
そしてオレンジの実線で囲まれた部分が、太陽光発電でつくった電気を示します。
当然、昼間のみ発電します。
朝から徐々に発電量が増え、昼をピークにして徐々に減っていきます。
このうち、実際に使われる電気が白い部分。
オレンジ色の部分を余剰電気と言いますが、現状はコレを電力会社に買い取ってもらっています。
この分を、蓄電池に移行しよう!
貯めた電気を夜に使えば、電力会社から買う必要もないじゃん!
という訳です。
そこで聞いてみます。
「ちなみに月々、いくら位売電収入あります?」
この分が蓄電池に移行できる電力となります。
売電量が多ければ良いんですが・・・。
弊社のOBの大半は、屋根面積が小さいんです。
しかも北側斜線の影響で、南面はさらに小さくなります。
3KWに満たない家が結構多いんです。
「補助金をもらっても、蓄電池を設置するのには結構な費用が必要です。」
「決して寿命は長くないので、蓄電池を交換する必要だってあります。」
「交換時にも、補助金を使えれば良いんだけど・・・。」
「価格が下がるとも思えないし・・・。」
初期費用と交換費用に対して、蓄電出来る電気量を比較した方が良いのでは?
災害時の電気を重視するのであれば、有りだとは思います。
でも売電価格の低下を気にするのであれば、補助金に目を奪われて導入を急ぐ必要はないと思います。
そのうち、もっと良いシステムが出来ますよ。
そう、伝えるようにしています。
あくまでも私個人の意見ですが・・・。
こんな事書いたら、叱られちゃうかな?
posted by Hoppy Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。