環境に配慮して業界唯一自然冷媒R290を採用し続けています。

先日、某メーカーの担当者から戴いた新商品カタログを見ていて気になった事があります。

ハイブリッド給湯機のカタログなんですが、珍しく冷媒の事を大々的に載せていました。

以下、カタログからの抜粋となります。

環境に配慮して業界唯一自然冷媒R290を採用し続けています。

代替フロン冷媒R410Aから、環境負荷を1/3程度低減したとされるR32。

しかし、自然冷媒R290の地球温暖化係数は、R32の1/38,550です。

R290をとりいれた機器を開発するには、長期の研究と高い技術力が必要です。

原料・製品コストもかかります。

それでも私達は自然冷媒にこだわり

「地球温暖化対策につながなる」ハイブリッド給湯機の開発・製造に力を尽くしてまいります。

自然冷媒R290には環境以外にもこんなメリットがあります。

普段使いでCO2を約57%削減できます。

かなりの熱の入れようでしょ

ちなみに地球温暖化係数(GWP)とは、各温室効果ガスと地球温暖化に対する影響を数値化したものです。

これを元にして温室効果の指標となるCO2換算排出量を求めたりします。

そもそも地球は注ぐ陽光で、人間も含めた動植物が生きていける気温を保っています。

でも実は陽光だけでは地球の気温は-19℃前後まで下がるといわれています。

それは太陽からのエネルギーによって地表は暖められるものの、地表からそれと同量の赤外線エネルギーが宇宙に向けて放出されるからです。

でも大気中には赤外線を吸収する「温室効果ガス」が含まれています。

これが赤外線を吸収して地表に再放射するため、地表はもう一度暖められて再び温度が上昇します。

このおかげで、現在の世界の平均気温は14℃程度に保たれているのです。

一方、「地球温暖化」とは人間の活動によって地球の表面温度が上昇することを言います。

この原因と目されているのが、人間の活動によって排出される温室効果ガスです。

本来、温室効果ガスは地球の表面温度を一定に保つために必要なものです。

でも増えすぎてしまえば地球温暖化が進みます。

環境変動や動植物への多大な影響が予測される温室効果ガス増加による地球温暖化への対策は、世界全体で取り組むべき大きな課題と言えるでしょう。

一般的なエアコンに使われているR32と比較して、はるかに問題の少ないR290を採用する事に依存はありません。

むしろ歓迎しています。

でも、ちょっとモヤモヤしています。

だってハイブリッド給湯機のライバルはエコキュートですよね

エコキュートでは、冷媒としてR32を採用していません。

採用しているのはCO2なんです。

これと比較するのがスジではないでしょうか

ちなみにCO2の地球温暖化係数は1。

これはR32の1/771に当たります。

R290の地球温暖化係数の方が、かなり小さいようですね。

本当かな

ちなみにネットでR290の地球温高係数を調べると、カタログ値の0.02ではなく3と出て来ます。

一般的なR290に比べて地球温暖化係数が1/150のR290を採用しているのかな

そんなに高性能ならば、名称も変えるのでは

私的には、地球温暖化係数3の方が信憑性高いと感じました。

なおR290の地球温暖化係数が3であれば、R32との比較は1/257となります。

これでも、大したことだと思います。

温暖化対策以外にも、使うメリットがあるそうです。

なおヒートポンプにおける冷媒の最適解は、つくりたい温度帯により異なるそうです。

エコキュートのようにただ加温するのであればCO2にする事で地球温暖化のリスクを減らす事が出来ます。

でもエアコンのように加熱したり冷却する場合には、CO2は使えません。

いっぽうR290は、エアコンにも使えるようです。

普通にR290を使ったエアコンと、R32を使ったエアコンで比較してくれれば良いのに・・・。

読んでいてモヤモヤしたので書いてみました。

決して悪意はありません。

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