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今日はスポーツの日、アセットフォーはお休みです。
スポーツネタは特にないので、今回は地球環境に関するネタを書いてみようと思います。
またか!という方もいると思いますが、どうかお付き合いください。
プラスチックゴミが困ったことになっているようです。
ご存じのようにプラスチックは腐らないので、紙などのように地面に埋めても残ってしまいます。
低温で燃やせば煙が出るし、高温で燃やすには専用施設が必要となります。
燃料費もバカにならないので、維持費が大変💦💦💦
弊社が採用する『FPウレタン断熱パネル』に使われているウレタンもプラスチックの一種です。
だからこそ、その対応には責任を負わなければなりません。
一方、木造住宅の主要構造に使われる木材は可燃材です。
廃棄された木材は様々な形で再利用が可能です。
最終的には燃料として利用する事も可能。
地面に埋めれば腐って無くなるし、腐葉土として利用も可能です。
本当に便利な素材でしょ!
ここから少し、苦言を申し上げさせて戴きます。
昨今、良く耳にする『現場発泡ウレタン』は、壁や床・天井に発泡ウレタンを充填もしくは吹き付ける事で断熱・気密性能を向上する事が出来ます。
これが簡単で、コストも割と安いのであっと言う間に市民権を得た気がします。
ても柱や梁に発泡ウレタンが付着するんですよね。
そして付着したウレタンは簡単には取れません。
発泡ウレタンが目的を果たしている間は良いんです。
でも目的を果たし、建物を撤去・解体する日が来たら、どうなると思いますか?
柱や梁を再利用したくても、ウレタンが付着しているので再利用出来ないんです。
そのままでは燃やせないし、埋めてもウレタンだけ残ってしまいます。
だから1本1本、ていねいにウレタンを撤去する必要があります。
これが結構面倒くさい。
当然費用も嵩みます。
中間処分場で、木材に付着したウレタンを撤去している様子を見て、これはイカンと思いました。
だから現場発泡ウレタン工法はNGとしています。
同様の理由で、ビニールクロスも極力使わないようにしています。
廃棄処分の際に困るでしょ!
燃やせないし、腐らないし、そのくせ大量に出回っています。
プラスチックの世界生産量に対する建材の割合は、16%にもなるそうです。
一位の容器包装に比べれば半分ほどしかありませんが、それでも大した量だと思います。
この中に占めるビニールクロスの割合って、どの位になるんだろう・・・。
ちょっと前、海洋プラスチック問題が話題になったでしょ?
あの時に話題に上り、槍玉にあげられたのがスーパーのレジ袋でした。
今では有料化され、スーパーの売れ筋№1製品になっているようですが、海洋プラスチック問題は以前解決できていません。
問題は別のところにあったんですよね。
農薬やスプレーに使われているマイクロ製剤が原因のひとつなんだそうです。
おっと、脱線しちゃいました。
話題を戻しましょう!
以前、どこかで耳にした事があります。
1軒の家で使われているビニールクロスの量は、レジ袋×128年分にも上るそうです。
レジ袋を有料にするのであれば、ビニールクロスの販売者に税金を課せた方が良いんじゃない!?
本気でそう思います。
この税金を使って廃棄方法や再生方法を考え、廃棄施設や再生施設を運用すれば、雇用も生まれるし地球環境にもやさしいと思うんです。
当然値段も上がるので利用者も減ると思います。
だって他の仕上げと比べて安価だから使うんでしょ?
利用者が減り結果的に使用量が減れば、環境負荷も軽くなります。
発泡ウレタンに関しては、廃棄時の引き取り価格が高騰すると思っています。
処分するのに高い費用を求められるのであれば、再利用するしかないでしょ?
みんな真剣に考える筈です。
FPパネルは大丈夫なの?
という方も大勢いると思います。
大丈夫です。
外したパネルを、そのまま再利用する事が可能ですから!
その為に弊社では、パネルを躯体に取付ける際に釘ではなくビスを使うようにしました。
釘だと抜くのが大変でしょ!
でもビスならば、簡単に抜く事が出来ます。
外したパネルを仮置きするスペースは必要となりますが、再利用すればゴミにはなりません。
またグループ内で再販ルートを構築しようとする動きも出て来ました。
中古パネルの製品情報を集め、管理して販売する事が出来れば、パネルのコストダウンにもつながると思います。
断熱材や内装材も地球の未来を考えて選択する時代がやってきたのかな?
まだ来ていないとしても、一日でも早く実現する事を願ってやみません。
posted by Hoppy Red
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電話:03-3550-1311
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