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今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
昨日は、自立循環型住宅研究会関東ゼミにて、弊社の建てたリフォーム物件の事例発表に臨んで来ました。
過去には、FPの家の事例について発表する機会を戴いた事もあります。
参加している皆さんは、みな高性能住宅を日常的につくられている方ばかり。
今更、新築住宅なんて・・・。
という訳で、リフォーム物件を取り上げてみた訳です。
発表内容については、ここでは触れません。
でもFPの家に比べると、注意しなければならない点がたくさんある事に、改めて気付きました。
FPの家って、普通につくっていれば内部結露なんて起こらないんです。
だから、いちいちチェックしません。
でも繊維系断熱材を使う時には、しっかりとチェックする必要があります。
従来は冬型結露を気にしていれば良かったんですが、温暖化の影響で昨今は夏型結露も意識するようになりました。
これが、なかなか厄介なんです。
まだまだ慣れていないせいか、必要以上に影におびえてしまいます。
やる事をちゃんとやっていれば、おびえる必要なんてないのに・・・。
冬型結露の発生イメージ図を挙げてみました。
冬季、室内の暖かく湿った空気が壁を抜けて屋外に移動する際、外気によって冷やされた断熱材内部で結露する現象を冬型結露と言います。
結露した水は壁内の断熱材の断熱性を奪うため、断熱材の効果は無くなり、壁内結露はますます促進する事になります。
また結露水が付着した木材が腐朽したり、腐朽菌の臭いに誘われてシロアリが食害する事もあります。
こうした現象を防ぐには、室内側の防湿層を完璧にして水蒸気の壁内への侵入を防ぐしかありません。
また壁内に侵入した水蒸気を屋外に速やかに排出するための通気層を設け、ここに耐力面材を張る場合には透湿抵抗の小さなモノを用いるようにします。
続いて夏型結露の発生イメージ図を挙げてみました。
夏季、屋外の高温多湿の空気が壁を抜けて室内に移動する際、エアコン等によって冷やされた断熱材内部で結露する現象を夏型結露と言います。
夏の空気は冬の空気に比べて水蒸気量が多いので、結露水の量が多くなる傾向にあります。
冬季と同様に結露した水は壁内の断熱材の断熱性を奪うため、断熱材の効果は無くなり、壁内結露はますます促進する事。
結露水が付着した木材が腐朽したり、腐朽菌の臭いに誘われてシロアリが食害する事も冬型結露と同じです。
こうした現象を防ぐには、室内側の防湿層を可変調湿タイプとし、水蒸気を室内へ逃がせるようにします。
ただし屋外の水蒸気が建物内に侵入する事を防ぎにくい構造となる危険性も高まるので、壁等の構成を検討する際には十分な配慮が必要となります。
結露は怖いけど、夏の湿度が室内にどんどん入って来たら困るでしょ!
FPの家であれば、こんな心配はいりません。
外気の状態に関わらず、建物内の空気をつくりたい空気にする事が出来ますから・・・。

posted by Hoppy Red
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