冷めると結晶化したホウ酸がタンクの底に沈殿する位、濃度の高い状態のものを吹いてもらいます。

  • 11月15付のアセットフォー日記となります。

    今日の練馬・板橋の天気は晴れ

    すごしやすい陽気の一日になりました。

  • 板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の現場写真をご覧ください。

  • 朝一番、木材劣化対策工事をお願いしている『ホウ酸屋』の方々に土台&大引きに高濃度ホウ酸水溶液を噴霧してもらいました。

  • 噴霧したのはティンボワPCOをお湯に溶いた、飽和水溶液。

  • 冷めると結晶化したホウ酸がタンクの底に沈殿する位、濃度の高い状態のものを吹いてもらいます。

  • 真っ先に土台&大引きに噴霧するのには理由があります。

  • この後の工程に備えるためです。

  • ちなみに土台&大引きに噴霧する際には、基礎にも噴霧しています。

  • 基礎表面にホウ酸が付着していれば、その上を歩くシロアリの手足にシロアリが付着します。

  • きれい好きのシロアリは、手足や身体をなめ合う習性があります。

  • ホウ酸を体内に摂り入れたシロアリは、腸内の木繊維を栄養化する微生物が死滅する為、餓死してしまいます。

  • 巣穴で餓死したシロアリの死骸は仲間のシロアリが食べるそうです。

  • 食べたシロアリも同様に餓死するので、巣穴のシロアリはいずれ全滅

  • という訳です。

  • また基礎を貫通するガスや水道の配管回りには、ホウ酸パテを充填してもらいました。

  • 外周部の立上り&耐圧盤コンクリートを一体打設している弊社の場合、シロアリの侵入口になる可能性があるのは、これらの配管回りの隙間くらいなんです。

  • そこで、ここにホウ酸パテを充填する訳です。

日本ボレイトのボレイトパテを利用しています。

  • ホウ酸処理をしているうちに、FPウレタン断熱パネルを積んだトラックが到着しました。

  • 今回は、1階壁&1階床用のパネルが納品されました。

  • これを待機していた荷揚げ屋さん×2名+トラックの運転手で建物内に搬入。

  • 大工さんやホウ酸屋さんに指示を仰ぎながら、パネルを配置しました。

  • その頃、建物内では柱&梁および2階合板の裏面にホウ酸処理を施していました。

  • 防蟻処理の施工範囲を挙げてみました。

  • 一般的な施工は上図の斜線で囲まれた部分となります。

  • でも弊社では、水色部分をホウ酸処理します。

  • お客様のご要望により、ピンク色の部分にもホウ酸処理を行う事もあります。

  • これにも、ちゃんと理由があります。

  • 上図は日本建築学会大会学術講演便概集(東海)2012年9月の『解体現場調査結果による被害状況』を転載したもの。

  • これを見ると、建築基準法で求めているGL+1000mmだけではなく、2階床高くらいまでシロアリ被害が出ている事がわかります。

  • せっかくなら、せめて1階全構造処理をした方が良いのでは

これが弊社の提案という訳です。

躯体部分のホウ酸処理が終わったら、いよいよ積まれたパネルにホウ酸処理を施します。

全ての1階壁パネル&床パネルの6面全てにホウ酸処理を行います。

そのため、写真のように積まれたパネルをひっくり返したり、移動したりしながら噴霧しなければなりません。

これが、結構ハードなんですよね・・・。

硬質ウレタンなんか、シロアリは食べないのでは

と思うでしょ。

食べなくても、穴を明けて通路として使う事があるそうです。

シロアリは寒さと風が嫌いなんだそうです。

風に当たる事で体表が乾燥するのがNGらしい・・・。

断熱材の中なら暖かいし、風も当たらないでしょ

そもそも木枠と表面に貼られたクラフト紙は、シロアリの大好物です。

だから6面全てにシロアリの大敵であるホウ酸を塗る訳です。

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住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

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上記をご確認ください。

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