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今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
せっかくの2連休ですから、しっかりと休んで身体の疲れを取りたいと思っていたのですが・・・。
さて本題です。
昨日に引き続き、ホウ酸ネタを書きたいと思います。
ホウ酸は無色透明で臭いもありません。
大量に口径摂取しない限り無害だし、揮発もしないので安全!
家に住むご家族はもちろん、工事に関わる人々にも安心・安全です。
でも施工が終わり乾いてしまうと、塗ったかどうかがわからないんですよね。
無色透明ですから・・・。
前回書いたように、ホウ酸って、その濃度も重要でしょ!
ちゃんと効果が出る濃度になっているのかな?
と不安になります。
そんな時に役立つのが、『ボレイトチェッカー』です。
中に入っている薬液を木材に吹き付けるだけで、簡単にホウ酸濃度を確認する事が出来ます。
中に入っている液体は、主成分がクルクミンなので黄色いんです。
でもホウ酸に触れると、5~10分くらいで変色します。
黄色が赤色になるんですが、その赤味はホウ酸濃度が高いほど強くなります。
シロアリ処理を行った現場には必ず施工済証が貼られますが、その脇には写真のようなシールも貼られます。
『ホウ酸処理チェックシート』と言います。
真ん中に赤い丸があるでしょ?
シートに穴が明いているので、柱に吹き付けたボレイトチェッカーが見えている訳です。
他の場所にチェッカーを吹き付けて、この色と同じか、これより濃ければOK!
これより薄ければNGとなります。
何らかの事情でホウ酸濃度が、必要濃度を下回っている訳です。
ボレイトチェッカーの重要性が判ったでしょ!
でも残念ながら、一般の方は購入する事が出来ません。
日本ホウ酸処理協会に入会し劣化対策アドバイザーの資格を保有されている方にしか販売してくれないんです。
ちなみに私は購入する事が出来ます。
だから、いつでもチェックできます。
雨に弱いホウ酸ですから、雨に濡れたりすると不安でしょ?
そんな時は、これを使って確認すれば良いんです。
万が一、発色が弱ければ、高濃度ホウ酸水溶液を上塗りしなければなりません。
以前、知人の現場に行った際に担当者の承諾を得てチェックした事があります。
その現場では、GLから1000mm以下の部分にホウ酸水溶液を大工さんが塗っていました。
黄色い薬液が赤く変色したものの、赤味はあまり強くありません。
話を聞いてみると、2度塗りを勘違いしていたようです。
「そんな話、聞いた事なかった・・・。」との事。
よくある話です。
毒性閾値の話をしたら、更にびっくりしていました。
そうそう、ターメリック試験紙というのが㈱アイシスで販売されているようです。
リトマス試験紙と同じような使い方で、ボレイトチェッカー同様の確認ができるようです。
価格は結構高いようですが、気になる方は購入をご検討ください・・・。

posted by Hoppy Red
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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