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とある現場の耐力面材に、こんな絵が描かれていました。
施主のお子様が描いたと思われます。
微笑ましいですよね・・・。
落書きなんて言えません。
ちなみに落書きの意味を調べてみると、こんな事が書かれていました。
落書きとは、無意味な文字や絵を、他人が所有する財産や公共の場所に無断で書き込む行為、または、結果として残されたものを指します。
この行為は、財産の汚損や破壊、景観の損ない、犯罪の誘発などの社会的な問題を引き起こすことがあります。
また、幼児や児童が自宅の壁や床などにいたずら書きする行為も「落書き」と呼ばれることがありますが、これは学習や発達の一環として見られることもあります。
一方落描とは、歴史学や民俗学において、政治風刺や政治批判、揶揄の目的で人々の目に触れる場に匿名で掲示や配布される文書のことを指します。
特に詩歌形式の落描は「落首」と呼ばれました。
この言葉は、往来のある場所に批判の匿名文書を落とし、人々の目に触れさせたことから「落書」という名前が付いていますが、匿名掲示された批判文書も落描と呼ばれます。
日本においては、主に鎌倉時代から江戸時代頃まで流行しており、当時の状況を調査するにあたり、重要な史料として扱われることも多いと考えられます。
「落書き」と「落描」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈 | 違い比較辞典
から引用しています。
そう言えば、聖徳太子で有名な法隆寺でも落書きが見つかっていましたよね?
改めて調べてみました。
内容は割愛しますが、こちらは落書きではなく落描に当たるようです。
ご興味のある方は、以下のページをご確認ください。
今回の絵も、すぐに壁の中に隠れてしまい見えなくなってしまいます。
でも、ずーっとご家族の生末を見守ってくれる筈。
ずーっと先、建物を解体する際には、この絵を解体業者は見つけてくれるかな?
重機でグシャッと壊してしまい、気がつかなかったりして・・・。
でも解体工事って様々な部分で要求レベルが上がっているので、将来は全て手壊しになるかも知れませんよね?
騒音対策であったり、リサイクル対策であったり・・・。
であれば、この絵も発見される可能性が高まります。
きっと見つけた作業者は、ほっこりすると思うんです。
それを考えただけで、顔が緩んでしまいます・・・。

posted by AssetRed
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