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光文社新書の『室温を2度下げると健康寿命は4歳のびる』/笹井恵理子著の中に、こんな事が書かれています。
以下、P187~190の『タバコの煙は、子どもの知能指数を下げる』の一部を抜粋させて戴きました。
出典:東京都HP
PM2.5とは大気中に浮遊している直径2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=1/1000mm)以下の非常に小さい微粒子。
人の髪の毛の1/30ほどの大きさです。
しかしPM2.5というと、みなさんは工場や自動車、航空機などから排出された煤煙や粉塵などの大気汚染の原因となる物質を思い浮かべるのではないでしょうか。
実は「タバコの煙」もPM2.5の仲間なのです。
呼吸器専門医の大谷義夫医師が「タバコの煙のほうが人体に有害」と強調します。
「PM2.5の中でもタバコの煙は直径が1マイクロメートル以下という小さな粒子で、より肺の奥深くまで侵入します。ある調査によると、喫茶店の喫煙席は、北京で最もPM2.5濃度が高い日と同じレベルで、禁煙席でも環境基準の2倍、外出を自粛するレベルであることがわかりました。」
世界では室内のPM2.5濃度は喘息や心臓病、肺がんによる死亡率を高めるといった報告がなされています。
それでは家族で喫煙者がいる場合、ベランダでタバコを吸ってもらうのはどうでしょうか?
「いわゆる”ホタル族”ですよね。残念ながらサッシのレールの隙間から大量の煙が室内に流入し、室内のPM2.5濃度が上昇することが確認されています。換気扇の下での喫煙も同様です。カレーを作った日に室内でにおいが広がるでしょう。換気扇ですべての煙が排気できるわけではないのです。」
恐ろしいことに小さな子どもの将来の健康にまで、汚れた室内空気は害を及ぼすのです。
受動喫煙で生じる子どもの実態について、大谷義夫医師が続けます。
「気管支喘息や呼吸器感染症、小児がんの発症、呼吸機能の低下などのリスクを高めます。中国の8歳の女の子が肺がんと診断され、大気汚染の原因であるPM2.5が関係していると報じられました。それほどまでに子どもの心身、知能に影響を与えます。子どもやお孫さんなどのご家族のために、禁煙を目指してほしいですね。米国の研究では、PM2.5が高い地域ほど死亡率が上がるというデーターもあります。それでけではありません。受動喫煙による”知能指数の低下”も指摘されているのです。」
喫煙者がいたり、アレルギー疾患のある人が家族にいる場合は、室内に空気清浄機を置いてほしいと思います。
実は大谷義夫医師を含む研究グループは2018年、就寝中の空気清浄機使用により成人の喘息患者の状態が明らかに改善することを欧州呼吸器学会で発表しました。
世界規模で考えても、かなり珍しい研究だといってもいいでしょう。
「空気洗浄機はよさそうだけれども、実際に効果があるのかどうかわからないというのが、多くの人の感想だと思います。私もそうでした。しかし今回の研究によって、空気洗浄機の使用で室内の空気環境が改善すること、またそれがアレルギー患者さんの症状改善に役立つことがわかったのです。当院に通う50人の患者さんを空気洗浄機を使う群、使わない群でランダムに振り分け、1年間にわたって患者さんが暮らす室内環境、自覚症状、肺機能などを確認すると、空気洗浄機を使った室内環境の粉塵が抑えられ、喘息発作が改善している。時期によっては肺機能の検査数値まで影響しており、正直驚きました。」
大切なことは空気清浄機に限らず、室内の空気を何らかの手段で「きれいに保つこと」が健康を守るということです。
基本、外よりも室内の空気が汚れていることを念頭に、お金のかからない「換気」を中心としながら、壁紙にこだわったり空気清浄機の使用を考えるといいでしょう。
この記事では、タバコ本来の毒性や煙に含まれる有害物質が与える健康被害については語られていません。
PM2.5のひとつとして捉え、肺への侵入による健康被害についてのみ、語っているに過ぎないんです。
それでも子どもの受動喫煙による被害増と、空気洗浄機利用の優位性は十分理解できると思います。
マイボイスコム㈱が行った『空気洗浄機に関するアンケート調査』結果を挙げてみました。
PM2.5対策を理由に挙げている人が意外に少ないでしょ?
おそらくPM2.5の怖さを理解している人が、まだまだ少ないんだと思います。
改めて書かせてもらいます。
PM2.5は炭素や硝酸塩・硫酸塩・アンモニウム・塩ケイ素・ナトリウム・アルミニウムなどで形成され、地域や季節などによっても組成は変動します。
また非常に小さい粒子のため、空気中に長く留まり、吸い込むと気管支や肺の奥深くまで入り込んでしまいます。
こうした物質は肺に接触する表面積が大きいほど有害作用も強くなるとされており、同じ重量の浮遊粒子物質(SPM)とPM2.5を比べた場合、より細かい粒子であるPM2.5の有害性が強く、呼吸器や循環器への影響も大きいと懸念されています。
基本、PM2.5は家の外にあり、室内に侵入することで健康被害を引き起こします。
その為、建物の気密性能を高め、換気装置の給気側にもPM2.5対策を施すのが効果的!
気密性が低いと、給気側に対策を行っても、家中の隙間から侵入するPM2.5をカバーする事が出来ません。
結局、効果の認められたマスクや空気清浄機の利用を図るしかありません・・・。

posted by AssetRed
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