快適な温湿度を探る→ミートテック効果を知る

先日パソコン内のデーターを整理していたら、こんな資料が出て来ました。

どこかのセミナーでGETした資料だと思いますが、出所を思い出す事が出来ません。

でも中々良い資料ですよね

コレ1枚で快適な温湿度を理解できます。

しかもインフルエンザウィルスが活発化する湿度や、カビ・ダニの増殖する湿度まで一目でわかります。

便利です・・・。

ちなみに英国保健省では、推奨室温を21℃、許容室温を18℃としています。

たしかWHOも、これに準拠していた筈・・・。

でも、コレって健康被害を予防する為の温度であり、快適温度ではありません。

そもそも、温度だけで快適かどうかを判断できるわけないんです。

快適な室内環境を得るためには、温度だけではなく室温も影響するでしょ

実際のところはどうなんでしょうか

若い頃の自分は21℃/50%くらいがちょうどよいと思っていました。

でも最近は歳をとったせいか、23℃/50%くらいがちょうど良いと感じています。

でもグラフの湿度50%を見てみると、19℃位が冬場の目標値になっています。

これは、いくら何でも低すぎるんじゃないの?!

そこで今回は、『ASHRAE-55用CBE温熱快適ツール』を使って比較してみたいと思います。

ちなみに、このソフトは無料で使用できます。

皆さんもGETして、ぜひ試してみてください。

設定条件は以下のようにしました。

①相対湿度 50%

 40%以下だとインフルエンザウイルスが、60%以上だとダニ・カビが心配でしょ

②風速   0.1m/S(ほぼ無風状態)

③代謝率  1MET(安静時)

④着衣量  0.6clo(シャツ+ズボン)

室内着という事で、少し薄着にしています。

1clo(スーツ姿)の方が良いかもしれませんね・・・。

これらの条件は、PMVとPPDという指標にも使われています。 

PMVとPPDはデンマーク工科大学のファンガー教授が、1967年に発表した快適方程式です。

人体の熱負荷と人間の温冷感を結びつけた温熱環境評価指数PMV(Predicted Mean Vote/予測温冷感申告)およびPPD(Predicted Percentage of Dissatisfied/予測不快者率(その温熱環境に不満足・不快さを感じる人の割合)) の提案をしています。これらには多少議論もあるようですが、ISO7730(1994)にもなっています。

人体の熱的快適感に影響する要素は

室温・平均放射温度・相対湿度・平均風速の4つの物理的要素と

2つの人間側の要素である在室者の着衣量と作業量が関係しています。

快適方程式に、この6つの要素を代入すると

人間がその時暖かいと感じるか、寒いと 感じるかを「7段階評価尺度による数値」で表すことが出来ます。

またPPDは、人間がある暑い寒いの状態の時に何%の人がその環境に不満足かを表すのに用いられます。

なお、この指標は、オフィスなど通常人が居住する比較的快適温度範囲に近い温熱環境を 評価するのに適していて
PMVが-2から+2の範囲内が良いそうです。

またISOの標準では、PMVが±0.5以内、 不快者率10%以下となるような温熱環境を推奨しています。
(参考文献:図解空調・給排水の大百科 空気調和・衛生工学学会編)

では、ASHRAE-55用CBE温熱快適ツールの結果を比較してみましょう

まずは室温23℃の場合です。

ちょっと寒いようですね。

24℃にしてみると、まだ少し寒いようです。

さらに上げてみました。

25℃がちょうど良いようです。

念のため、さらに上げてみました。

26℃でも快適のようです。

快適にもある程度の巾があるという事でしょうか

さすがに27℃では、やや暑いようです。

でもISOの標準では、PMVが±0.5以内、 不快者率10%以下が良いとの事。

24~26℃ならば快適

27℃だと、ちょっとだけ暑く感じるというところでしょうか

でも冒頭の資料では、19℃/50%くらいが冬場の目標値なんでしょ

どうゆう事

19℃/50%でPMVが-0.5位になるように、着衣量と代謝率を変えてみました。

ちなみに着衣量は1clo(典型的な冬の室内着)、代謝率は1.4MET(立って思案中)だと、この位になるようです。

いずれにしても、この結果を見ると私って暑がりなんですね💦💦💦

ミートテック効果なのかな

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