休日を利用して、知り合い工務店の完成見学会に参加させてもらいます。

今日は水曜日につき、アセットフォーはお休みです。

休日を利用して、知り合いの家の完成見学会に参加させてもらいます。

ご自身が大工である工務店社長が建てたご自宅は、渾身の自信作なんでしょうね

随所に、その拘りが詰まっているとの事。

成功談も失敗談も包み隠すことなく披露してくれるそうです。

楽しみ・・・。

ちなみに建設地はあきる野市、東京都多摩地域西部に位置しています

同じ都内とは言え、弊社商圏とは環境がかなり違う筈。

参考に出来るところが多々あるとは言え、まったく参考にならないところもあるでしょう。

それでも、しっかりと勉強してくるつもりです。

 

さて本題です。

ちょっと堅い話になります。

第一条  
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて

国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。

建築基準法第1条を抜粋・転載しました。

ここには基準法の目的が

『安全で安心して暮らせる社会を築くために、みんなで守らなければいけない最低限の基準』

である事が明記されています。

そして、最低限の断熱性能等を確保するために断熱等級1が定められました。

でも、この基準はあくまでも努力目標であり義務基準では無かったんです。

最低限の基準を示しているのに、それを守る必要がないって変ですよね

最低限の基準を示したのに、それすらも満たせない家って、もはや家ではないのでは???

寒い家に住む自由も国民にはあるという事でしょうか・・・。

でも、そもそも無断熱の家が等級1って、かなり変ですよね!?

 

昭和55年に省エネ基準が公布され、これが上位等級2となりました。

そして平成4年に改正、これが上位等級3となります。

平成11年になると、ようやく現在の基準に近いレベルまで上がりました。

これが等級4です。

等級4は、その後、平成25年・28年にも改正されますが、等級は4という名称はそのまま据え置かれる事になります。

そして、この間、最高等級として君臨していました。

等級4の性能を満たしていれば、「最高等級の家ですから」とドヤ顔も出来た訳です。

最高等級と聞けば、いかにも凄い性能と思いますよね

でも残念ながら、国民の生命・健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資するための必要十分な性能を満たした建物ではありませんでした。

上図は地域区分ごとに各国の断熱性能を示したものとなります。

上にあるほど断熱性能が低い事を示しています。

細かい説明は省きますが、欧米に比べれば、その性能はとってもお粗末なんです。

上図を見れば、我が国の住宅性能の低さを体感的に理解する事が出来ると思います。

欧米各国の冬季の室温を示した図となりますが、日本の10℃に比べると他の国って、かなり暖かいんですよね。

一番寒い英国でも15.2℃、暖かいロシアに至っては24℃にもなります。

WHO(世界保健機関)は『住宅と健康のガイドライン』の中で

住宅条件の改善は、命を救い、病気を防ぎ、生活の質を高め、貧困を減らし気候変動の緩和に役立ちます。

住宅は、都市の成長、高齢化、気候変動の観点から、健康にとってますます重要になっています。

と訴えています。

具体的に言えば、室温18℃を死守せよというのも、そのひとつなんですが・・・。

では、これを全く守っていない日本の現状は

というのが、次に挙げるデーターです。

上図は国別年間受診件数、そして下図は国別年間入院日数を示しています。

OECD平均に比較すれば、それぞれ約2倍と約2.5倍に当たります。

そりゃ、そうだよね。

寒い家が健康に悪影響を与える事はわかっているのに、寒い家をつくるのを止めさせなかったんだから、こうなるよね・・・。

室温が10℃程度の家に我慢して住んでいれば、病気になります。

病気になれば、病院に頼るしかないでしょ

さいわいな事に、国民皆保険の国ですから

アリガタヤ、アリガタヤ

でも、その健康保険制度が、破綻仕掛けています・・・。

こうなる事が判っていたのに、政府は何も出来ていません😢

令和4年時点での住宅ストックに占める現行省エネ基準を満たす住宅の割合を示したグラフです。

等級4を満たした家は、わずか13%に過ぎません。

平成11年の時点で義務化していれば、既に27年経過しているのでもっと増えている筈だったのに・・・。

聞くところによれば『次世代省エネルギー基準』と呼ばれた当時の基準のレベルは世界的に見ても結構進んでいたそうです。

これに触発されたのか、各国がどんどんと省エネ化を図りました。

そして気が付けば、日本だけおいてけぼり・・・。

というところでしょうか

つくづく残念で仕方ありません。

そもそも江戸自体の日本って、世界に冠たる環境先進国だったそうです。

当時は国内受給率も100%です。

それに引き換え、現在の日本ときたら・・・。

泣けてきます😢

話を戻しましょう

こうした現状を改善するために、昨年4月の法改正で、ようやく省エネ基準(等級4)の義務化が実現しました。

そして2030年には、義務基準が等級5に引き上げられます。

この段階をもって等級1・2・3・4は無くなり、等級5・6・7がそれぞれ等級1・2・3に変わる予定です。

でも残念ながら、新しい等級1では室温20℃超を実現するのに多くのエネルギーが必要となります。

義務等級は1で仕方無いとしても、推奨等級は2・目指すべき等級は3と公言してもらいたいものです。

まだ2030年には時間があります。

この間に更なる進捗がある事を切に願います。

 

ちなみに今日の見学会会場の断熱性能はかなり高いそうです。

そりゃそうですよね。

自宅であれば、初期投資を掛けてでも長期に渡るランニングコストや健康・快適性を考えるのは当たり前です。

設備や内装以上に、耐震性能&断熱・気密性能に力を入れるのは納得できます。

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posted by Hoppy Red

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上記をご確認ください。

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