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02月19日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
でも最高気温は11℃に留まるようです。
気温の割には暖かいんですが、時折吹く風が冷たくて・・・。
『FPの家 F邸』の工事写真をご覧ください。
無事、屋根下地の写真を挙げました。
いつもの黒い下葺き材が施工されています。
ウルト社の高耐久性透湿ルーフィングシート『ハイムシールドルーフ2SK』を葺いています。
日本市場用に開発された製品との事。
海外製品ですが、もちろんJIS A6111Kの適合品です。
80年相当の耐久試験にて高耐久性能が確認されています。
凄いでしょ!
野地合板等が雨に濡れる前に葺き終える事が出来て、良かった・・・。
さあ、本題です。
今日は、朝からホウ酸屋のホウ酸施工士×2名が『木材劣化対策工事』に当たってくれています。
ちなみにホウ酸施工士とは、一般社団法人日本ホウ酸処理協会による訓練を受け、認定試験に合格したものに付与される認定資格です。
ホウ酸は正しい用法・用量を守らないと、残念ながら効果を発揮する事が出来ません。
だからこそ、ホウ酸に関するあらゆる知識のみならず、訓練によって得た技術と経験が必要となります。
また全国に点在するホウ酸施工士同士の連携や情報の共有も重要なんです。
今回は、久し振りにフォーリンラブのハジメさんが担当してくれました。
私はお笑い番組を一切見ないので、以前にハジメさんが来てくれた時はピンと来ませんでした。
「アセットさんの現場に、フォーリンラブのハジメさんは何回も言っていますよ。」
何処かで日本ボレイトの方に言われ、初めて写真を検索して初めて知ったんです。
あの人が、ハジメさんだったんだ・・・。
背が高いので、高い所への噴霧もお手の物!
どんどんと、高濃度ホウ酸水溶液で躯体がビショビショになっていきます。
ティンボアPCOを写真を挙げてみました。
弊社が採用しているボロンdeガード工法では、この薬剤を一定濃度の水溶液にして、躯体に噴霧しています。
この一定濃度というところがミソなんです。
濃度が薄いと、ホウ酸ってシロアリや木材腐朽菌に効かないんです。
「雨に弱い!」なんて話もアチコチで耳にしているかも知れませんね。
そうなんです。
せっかく高濃度ホウ酸水溶液をたっぷりと噴霧しても、雨で有効成分が流れてしまえば、効きません。
だから雨で流れないようにしなければならないんです。
これを溶脱対策と言います。
ちなみに弊社では、ブルーシートを使って雨養生を行います。
ブルーシートで建物を包んでおけば、雨が降っても大丈夫でしょ?
だから屋根の下葺き施工も、ホウ酸処理の前に終わらせる必要がある訳です。
施工範囲についても、説明しておきます。
一般的な防蟻処理の施工範囲は、上図の斜線部分です。
基礎天端から1.00mまでの木部&玄関や浴室等水回りの場合には天井下地まで防蟻処理を行います。
でも弊社では、水色の部分に防蟻処理を行います。
基礎天端から2階ネダノン合板の下面までの木部に行う事を『1階全部処理』と言いますが、これにはちゃんと意味があるんです。
解体現場調査結果による被害状況/出典:日本建築学会大会学術講演便概集(東海)2012年9月より
シロアリ薬剤メーカーのコシイプレザービング社はシロアリにより木造住宅の被害を減らすため、日本全国の木造住宅の解体現場でシロアリ被害状況の分析を行っています。
その分析結果から、雨漏り・水漏れにより腐朽が発生している部位では特にシロアリ被害が多くみられることが分かりました。
また、一般的に薬剤塗布の目安とされている「地面からの高さ1m(GL1m)」をはるかに超えた3mの高さでも数多くのシロアリ被害が確認されています。
つまり、一般的なシロアリ対策工事方法であるGL1mの防蟻処理だけでは、シロアリと木の腐れから大切な我が家を守るのは困難であることが、調査結果から明らかになりました。
確かに上図を見ると、3m付近のシロアリ被害って意外と多いでしょ?
だから弊社では標準的に1階全部処理を行うようにしているんです。
そして、ここで問題になるのが、どんな薬剤を使うかです。
一般的な薬剤塗布に使われている薬剤の割合を挙げてみました。
具体的な値は割愛しますが、ネオニコチノイド系の占有率がメチャクチャ高い事がわかると思います。
ちなみに黒い部分がホウ酸系なんだそうです。
あまりの少なさに唖然とします・・・。
代表的な薬剤と、その特徴を挙げてみました。
非忌避性で遅効性のネオニコチノイド系薬剤は、日本に於いてはダントツのシェアを誇っています。
でも欧米では、ほぼ採用されていません。
近年、低濃度でも子供の脳の発達に悪影響を及ぼす報告が相次いでいるからです。
またミツバチが低濃度でもニコチノイドに曝露する事で、脳の働きが狂い、方向性を失い、巣に戻れなくなるとも言われています。
実際、施工者の体調不良対策として防蟻剤の濃度は薄くなっているそうです。
以前は10年保証が当たり前でしたが、現在は5年しか保証してくれません。
薄くした分、効果が弱くなったという事でしょう・・・。
合成殺虫剤なんて言い方をしていますが、要は農薬です。
人間の身体に良い訳ないでしょ?
身体に悪さをしない程度に効き目を弱くしているだけなんです。
ちなみにホウ酸は、有効成分が揮発しません。
溶脱しない限り、ずーっと長持ちします。
だから、施工後に改めて防蟻処理を行う必要が無いんです。
しかも身体に悪い影響を与えません。
なにしろホウ酸は、野菜には必ず含まれているんですから・・・。
昔から目の洗浄にも使われています。
それだけ安全なんです。
気密性の高い家で、揮発性の高い合成殺虫剤を使うのは、ちょっと危険でしょ・・・。
実際にご入居後の再施工後に体調不良を訴える人も、意外と多いんだそうです。

posted by AssetRed
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