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03月13日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り。
最高気温も11℃まで上がる予報ですが、上着を着ていないと少し寒い気がします。
『FPの家 F邸』の工事写真をご覧ください。
2階トイレ/床下地
2階トイレの床下地を撮ってみました。
写真の下半分に見えるのが厚さ28mmのネダノン合板。
上半分に見えるのがコルク下地のラワン合板、その下に見える黒い線が制振ゴムです。
制振と言っても地震の揺れを抑えてくれる訳ではありません。
ユニフェルト6R
上図のように厚さ3mmのフェルトとゴムを貼り合わせた防音材は、階上音を抑えてくれます。
コレ、ユニコム建材㈱のユニフェルト6Rと言います。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターの統計によれば、床に関するクレームが一番多いそうです。
しかも15%超は音に関するクレームとの事。
確かに気密性の高い住宅だけを長年つくり続けていた弊社でも、以前は階上音に対する不満は多かったように思えます。
気密性の高い住宅の場合、外皮の隙間が少ないので空気伝播音が侵入しずらいんです。
つまり外部騒音が建物内に入ってこない訳です。
でも、その分、階上音や隣室音が気になります。
回りが静かな分、音が大きく感じられるんです。
空気伝播音に関しては、扉を閉める事でかなり軽減する事が可能です。
でも固体伝播音は、扉を閉めても軽減する事が出来ません。
階上音と対策
階上音と、その対策をおおまかに挙げてみました。
天井&床を透過する音に関しては、間に重い材料を挟むのが有効です。
これが足音や椅子を引き摺るような音であれば、重くて固い材料を挟むのが有効となります。
床への落下物が発する音を軽減するのであれば、表面に軟らかい材料を用いるのが有効です。
これらを踏まえ、弊社ではいくつかの階上音対策を採用していますが、そのひとつが制振ゴムの採用という訳です。
あくまでもベーシックな防音施工という位置付ではありますが、床材とネダノン合板の間に挟む事で、空気伝播音&固体伝播音双方を軽減する事が出来ます。
ゴムって重くて硬いでしょ?
そしてフェルトは軟らかいんです。
ちなみに455mm×910mmの制振ゴム×1枚の重さは3kg超!
1ケース(1.0坪分)8枚入りなので、ケース当たりの重さは25kgになります。
弊社では、これを2・3階床に挟んでいるので、毎回荷揚げに苦労しています。
結構重いでしょ?
ユニフェルト6A/6Rの効果
軽量衝撃音のユニフェルト効果を示したグラフを挙げています。
▲がフローリング(12mm)
◆がユニフェルト6R使用時
🔴がユニフェルト6A使用時
となります。
なお床衝撃音は、床に物が衝突した際に生じる音のことですが、この床衝撃音には2つの種類があります。
「軽量床衝撃音」はコインやスプーンなどの軽くて硬い物が床に衝突する際に発生する音。
「重量床衝撃音」は足音や人が飛び跳ねた際に発生する柔らかくて重い物が床に衝突する際に発生する音のことです。
これらの遮断性能を示すために「日本建築学会」が規定した指標が「遮音等級L値」です。
前者を「遮音等級LL値」、後者を「遮音等級LH値」と表示します。
LLはLevel Light(レベルライト)の略、LHはLevel Heavy(レベルヘビー)の略となります。
LL-60
このグラフでは、6Rを使用すると60dbに聞こえる事を示しています。
これをLL-60と表記します。
遮音性能と音の聞こえ方
日本建築学会ではLL-60(3級)を許容レベルとし、「発生音がかなり気になる」としているので、対策としてはまだまだ不十分でしょ?
LL-55
そこで弊社では、さらに階下の天井裏に吸音材を敷き込む事でLL-55を実現している訳です。
ただしLL-55(2級)でも平均レベル、「発生音が気になる」程度の防音効果しか期待出来ません。
もっと、しっかりした防音効果を望むのであれば、更なる対策が必要となる訳です。
床をカーペット仕上げや畳敷きにするのも、対策のひとつです。

posted by AssetRed
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