セラカバーSを木質系耐力面材の外側まで貫通させる必要があります。

まずは、この写真をご覧ください。

 キッチンの排気ダクト

キッチンに設置されるレンジフードの排気ダクトを撮ってみました。

ちゃんとダクト周りの隙間にアルミテープを貼って、気密処理を行っているでしょ

ちなみに排気ダクトの為、スパイラルダクトを使用し、その外側に断熱材を巻かなくてはなりません。

一般的には厚さ50mmのグラスウールを巻く事が多いようです。

なおアルミフレキはNG施工となるので、ご注意ください

ちなみに社では、写真のように厚さ20mmの断熱材を巻きます。

 厚さ20mmの断熱材

写真の断熱材を巻きますが、コレ『セラカバーS』と言う厨房排気ダクト用防火材です。

この製品、なかなかのスグレモノだと思います。

以下、優れている点を挙げてみます。

 セラカバーSとグラスウールの太さ比較

①とにかく薄いので、狭い天井裏でも納まります。

これが弊社が採用する1番の理由です。

②当然、20㎜の厚さでロックウール50㎜と同等以上の性能を発揮します。

 施工が容易

ワンタッチ施工(スパイラル管に被せ外装材の端部剥離紙を剥がして貼るだけ)で簡単です。

③外装材がALGCのため、傷付きにくくなりました。

 施工要領

ただし、セラカバーSは木質系耐力面材の外側まで貫通させる必要があります。

ダクトが可燃材に接触しないようにしないとダメなんです。

仮に厚さ50mmのグラスウールを使っている現場であれば、150Φの外側に50mmの断熱材を巻くので耐力面材には250Φの穴が明く訳です。

でも、こんな施工見たことないんですよね・・・。

ちなみに弊社では、せっこう系耐力面材を利用しているため、面材の内側で止めても構いません。

でも施工の都合上、耐力面材を貫通させています。

この耐力面材貫通が問題だと思うんですよね・・・。

そもそもセラカバーは繊維系断熱材です。

だから断熱材内部には隙間があります。

これを外皮に通したら、空気や水蒸気が建物内外を行き来出来ちゃうんです。

また冒頭の写真を見ればわかるように、ダクトとセラカバーSの間にも隙間があります。

これを塞がないとマズイでしょ

だから弊社では、セラカバーSの小口に防水テープを貼って隙間を無くします。

 ダクト周りの防水処理

そして、その上に写真のような専用部材を取付けます。

こうすれば、セラカバーSの小口から空気や水蒸気が出入りする事はありません。

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