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今日の練馬・板橋の天気は曇りです。
昨日ほどではありませんが、寒いです。
とても、春とは思えません。

桜はまだ咲いています。
いつまで、散らずに残っているくれるやら・・・。
駐車場に停めてある車のフロントガラスには、雪がロールケーキのように丸くなっていました。
湿った雪だからでしょうか?
何年か前にも、似たような現象を見た気がします。

朝一番、弊社OB宅を覗いてきました。
昨日、お電話を戴いていたんです。
「落雪で雨樋が外れたので、修理して欲しい。」の事でした。
「明日、現状確認をした上で手配させて戴きます。」と電話を切りました。

写真には写っていませんが、太陽光発電パネル(以下PV)をご入居後に設置しています。
その際に、雪止め金具を撤去したと思われます。
良く見ると、軒先から雪が出っ張っています。
(軒樋、ちゃんとついてるよね?)
もう一度、良く覗いてみました。

あっ
下屋だ
確かに左側の下屋に取り付けた軒樋が外れています。
大屋根から滑り落ちた雪が、軒樋に直接落ちたのかもしれません・・・。
(怪我人が出なくて良かった・・・。)
このお宅、RC造の車庫の上に木造2階建てがくっ付いた混構造なんです。
電話を貰った時に思いました。
(2連梯子、届くかな
)
(修繕費用を考えると、足場架けるのは避けたいよなぁー。)
良かった・・・。
下屋であれば、2連梯子で届きます。
部品が破損しているかどうかは見えません。
その旨を伝え、早速板金屋さんに修理依頼を掛けました。
大きくない屋根に、めいいっぱいPVを載せたいと思うのが人情です。
こちらのお宅も、設計基準に則ってめいいっぱい搭載しています。
あまり問題視されていませんが、PVを載せてしまうと、雪止め金具は用を足さなくなってしまいます。
PV上を滑り落ちた雪が、雪止め金具の上を飛んでいくからです。
雪が降ると落雪に関する苦情が時々来ますが、大抵はこれなんです。
落ちた雪が下にある物を壊したという苦情です。
今回は、幸い何もありませんでした。
ただ軒樋が外れただけです。
でも、部品を取り寄せ職人を手配すれば、それなりの費用は掛かります。
当時は『雪用金具』なんて無かったんですよね。
今はオプションで設定できるようになっていますが・・・。
PVの落雪対策は、絶対必要だと思います。
ちなみに、この雪用金具ですが、あまり効果は期待できないそうです。
やらないよりはマシというレベルらしい・・・。
営業担当がはっきりと断言していました。
爪を大きくすると、影がPVに当たり発電効率が落ちるから大きく出来ないだそうです。
屋根が大きく、隣棟間隔が取れる郊外であれば、それで問題ないのかもしれません。
でも、屋根が小さく密集している都心では、問題アリだと思います。
発電効率が落ちるのもマズイけど、落雪も困る・・・。
結局、最近はPVを載せるお宅が減ってしまいました。
ZEHを推進したいとは思うんですが、中々PV搭載が可能な家はありません。
今回のような事態が起こると、益々そう感じてしまうんですよね・・・。
posted by Asset Red
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