弊社の課題

弊社も10年程前までは、太陽光発電を積極的にお勧めしていました。

新築はもちろん、既存のお客様へも営業を掛けていたんです。

とは言っても、狭小地に建てているケースが多い為3kW程度を載せるのが精一杯

それでも設置メリットは大きく、喜ばれていました。

10年前に積極的にお勧めしなくなったのには理由があります。

雪です。

『数年に1回降るかどうかの大雪』が引き金になりました。

弊社の場合、軒先から隣地境界まで10cmも無いお宅がほとんどなんです。

屋根の上に、めい一杯PVを載せるため、雪止め金具は付けられませんでした。

当然雪が降れば、全て隣地に落ちてしまいます。

少量であれば、問題になりません。

でも大量の雪であれば・・・。

隣地の建物だって、軒先から境界までは10cmも離れていません。

落ちた雪は建物にぶつかり、大きな衝撃を与えます。

そして建物間に落ちた雪で、室外機や給湯機に不具合が発生します。

当然、大クレームが発生しました。

あわや裁判

なんて事もあったんです。

前面道路に落ちた雪の塊が、通行人に当たるかもしれません。

隣家のカースペースの屋根を壊したり、車を壊したり・・・。

実際に、ご自宅のウッドデッキに被害を受けた事例もありました。

ゾッとしますよね

それ以来、雪止め金具を取付ける事を必須としました。

でも雪止めをつけても、たいして効果はありません。

だってPVに積もった雪が滑り落ちると、背の低い雪止め金具なんて飛び越してしまうからです。

その為、軒先に1.5mほどのスペースを取ることにしました。

こうすれば、雪止め金具が効果を発揮します。

でも軒先からPV上に雪溜まりが出来るので、雪が止んだ後しばらくは発電しません。

PV搭載枚数もかなり減るため、発電量が少なくなります。

その結果、搭載する家が激減しました。

というか、ほぼゼロになってしまいました。

しかも大雪が降るたびに、搭載した家で問題が発生していないかと戦々恐々なんです。

雪、大丈夫だったかな

 

PV裏に融雪装置を付け、深夜電力で雪を解かす。

屋根にスプリンクラーを設置し、大雪になりそうな日は稼働させる。

屋根全体にネットを掛けて、雪が落ちないように。

境界に落雪対策用の背の高いフェンスを設置する。

色々と検討しましたが、どれも採用に至りませんでした。

費用対効果があまりにも少な過ぎるんです・・・。

せいぜい、雪国用の大きな雪止め金具を付けるくらいしか出来ませんでした。

効果はそれなりにあります。

でもある程度以上の雪が降れば、コレを越えて雪が落ちてしまいます。

落雪量は少なくなりますが、安心出来ません・・・。

でも、この問題をクリアしないとZEHの義務化に対応出来ません。

地球温暖化をストップする為には、省エネ・省CO2が必須です。

その為には、太陽光発電を積極的に採用するしかありません。

いくら外皮強化を行っても、ゼロエネルギー住宅にはなりませんから・・・。

弊社の危急の課題は、コレだと思っています。

どうしたら良いんだろう

解決の糸口すら、見いだすことが出来ません。

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