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板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の話です。
先日、現場にて太陽光発電の設置業者と打合せを行いました。
太陽光発電に伴う電気配線を行うに当たり、注意すべき点を確認するのが目的です。
建物内から外壁に取付けるパワコンへの電気配線を何処から出せば良いかと聞かれ、現地にてFPパネルに墨出しを行いつつ作業を進めてもらいました。
FPパネルって中の様子が見えないでしょ?
そりゃ、面食らいますよね・・・。
床高さ・天井高さや梁下端・間柱・筋違の位置等も明確にしなければ、穴を明ける事も出来ないでしょ?
FPパネルは断熱材であり気密材でもあります。
むやみやたらと穴を明けてはダメなんです。
また配線を断熱材内部に埋めるのも極力やめたいので、その施工方法をアレコレ相談しつつ決めて来ました。
ちなみに今回は厚さ50mmの配線スペースを設け、この中に電線を通します。
これなら断熱材内部に電線を埋めなくても良いでしょ!
電線がパネルを貫通する部分には、CD管を入れてもらいました。
もちろん水勾配を取ってもらいました。
そしてパネルと管の周りにアルミテープを使った気密処理を行っています。
建物の外側にも、防水テープを使った防水処理を行わなければなりません。
また、この管の中に電線を通すので、線を通したら管と電線の隙間にウレタン充填&シーリングを行う予定です。
「毎回、こんな面倒な事をやるんですか?」
呆れ顔で聞かれました。
「ハイ、気密性・防水性を高めるために毎回徹底して行います。」
「くれぐれも手を抜かないようにお願いします。」
「・・・。」
事前に担当営業とは打合せを行っていたんですが、やはり現場担当者と直接話すのが一番確実ですね。
作業を確認しながらになるので、拘束時間は長くなりますが、手戻り工事か無くなるので結果的に一番早いと思います。
任せておくと、大抵NG施工が見つかり是正してもらうことになるんです😢
手馴れてくれば、もっと時間短縮できると思うし・・・。

posted by AssetRed
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東武東上線 東武練馬駅下車5分
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