重い屋根VS軽い屋根

2020.11.30付アセットフォー日記です。

たまには耐震性に関するネタを書いてみたいと思います。

弊社では、屋根材に彩色スレート(いわゆるコロニアル系)を採用していました。

色々な理由から今は採用していませんし、今後勧める事は無いと思います。

でも、その軽量さは今でも評価しているんです。

何故なら、屋根に軽量な材料を使うと耐震性を簡単に高めることが出来るからです。

まず、重量を比較してみましょう。

一般的な陶器瓦の重量は50kg/㎡と言われています。

そして彩色スレートは20㎏/㎡、アスファルトシングルであれば、12㎏/㎡となっています。

ちなみに弊社の標準品である『デプロマット』は6.54kg/㎡です。

㎡当たりの重量だとピンと来ませんね。

屋根面積100㎡の時の屋根重量で比較してみましょう。

①陶器瓦ː5.0t

②彩色スレートː2.0t

③アスファルトシングルː1.2t

④ディプロマットː0.6t

結構違うでしょ

なお陶器瓦は、葺き土を使わない乾式工法の重量としています。

葺き土を使う湿式工法であれば、倍の10.0tにもなるそうです。

重い屋根と軽い屋根を比較すると、前者の方が耐震的には不利となります。

何故なら重心が高くなるからです。

地震の際に揺れを増幅してしまいます。

その為、必要な耐力壁長さが長くなります。

その分、間取りにも制約が掛かるし、耐力壁が増える分、工事費も上がることになります。

重心が高くなるとバランスが悪くなるのは、小さな子供を見ていればわかるでしょ

大人と比べて頭の大きな子供は、歩く際にフラフラします。

そして倒れやすいんです。

これが重心の高さとバランスを示す良い例だと思います。

建物重量が増えれば、それを支える身体も強くなければなりません。

お相撲さんがたくさんの筋肉に包まれているのは、その為です。

そしてお相撲さんが踏みしめる土俵だって、普通の地面よりも地耐力が必要です。

屋根材を軽くすれば、結果的に耐力壁を減らすことが出来ます。

その分、必要な構造強度も少なく出来るし、地面に与える影響を減らすことも出来ます。

安心・安全に耐震性を高める事が出来る訳です。

でも、だからと言って重量の大きな屋根材を使うななんて事を云うつもりはありません。

我が家の屋根だって陶器瓦だし・・・。

瓦を使うのであれば、その分頑丈に作ればいいだけなんです。

許容応力度計算をすれば、問題ありません。

初期費用は高くなりますが、長期的に見れば却って安くなると思います。

だってメンテナンス費用が少なくて済むし、かなりの省エネ効果を見込めますから・・・。

でも屋根厚が大きい分、斜線対応に苦労するんですよね。

この点が、弊社商圏ではネックになっています。

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