地震に強い家

昨日の拙ブログの続きとなります。

地震に強い家にする為には、構造計算を行い『耐震等級3』にしましょう

これが、前回の結論でした。

でも、構造計算による安全検討を行った家でも倒れる場合があるんです。

これをご覧ください。

少し古い資料ですが、1995年に起きた兵庫県南部地震による東灘調査地域における築30年未満の建物の被害状況を示しています。

この調査の結果、倒壊した木造住宅の約8割で『腐り・シロアリ被害』が見られ、当初の強度が失われている事がわかりました。

上の写真は、新築時の柱とシロアリの食害にあった柱の重量を比較したものです。

新築時の重量約420gに対して、食害された柱の重量は約240g。

およそ66%も軽くなっていました。

軽くなってしまえば、当然強度は落ちます。

強度が落ちれば、耐震等級3も意味ありません・・・。

こんな実験をしてみました。

アイスの棒を3本用意します。

1本は、何もしません。

これ、新築時の柱をイメージしています。

もう1本は、土の中に3か月埋めておきました。

これ、腐りやシロアリの食害で著しく強度が低下した柱のイメージです。

そして、最後の1本にはホウ酸水溶液を塗布した上で地中に3か月埋めました。

これは、防腐・防蟻処理を施した柱のイメージです。

3本の棒を両手で持って、折ってみます。

新築時の柱は、中々折れません。

でも食害にあった柱は、呆気なく折れてしまいます。

そしてホウ酸水溶液を塗布した柱は、新築時の柱と変わりません。

アイスの棒の強さの違いは、そのまま柱の強さと考えて問題ありません。

そう、シロアリの食害や腐朽菌の影響を受けた柱は弱いんです。

せっかく新築時に『地震に強い構造』を実現しても、シロアリや腐朽菌から守ることが出来なければ意味がありません。

①壁内結露の無い建物である事。

②雨漏りの無い建物である事。

③長期に渡り、シロアリや腐朽菌の繁殖を防ぐことの出来る建物である事。

以上の3点が、新築時の強度を維持する為に必要となります。

ちなみに弊社の建物は、上記3点について下記の保証をおこなっているので安心です。

①壁内無結露50年保証。

②雨漏り10年保証。

③シロアリ・腐朽菌15年保証。

構造体の長期耐久性を高めて、地震の備えを確実にしましょう

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posted by Asset Red 

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