施工中のカビ対策

まだまだ蒸し暑い日が続きそうです。

こう湿っぽい日が続くと、中には「壁にカビが生えた」なんてお宅もありそうです。

もし、設計・施工時の配慮不足に起因していたとしたら・・・。

そう考えると、ゾッとします。

でもカビの発生を完璧に防止する方法は、残念ながらありません。

例えばクロス壁の場合、下地調整時に石膏ボード等の乾燥を徹底する事。

他にも、防カビ剤入りの接着剤の使用など、いくつかの方法があります。

でも、どれもカビを完全に防ぐことはできません。

その理由は、一般に5~20万種といわれるカビの種類の多さと、100円硬貨大のカビには数億個のカビ胞子が存在し、これらが常に新たなカビの発生元になるという撲滅の困難さにあります。

むやみやたらと薬品による滅菌・除菌・殺菌に頼るという考えも、室内環境の観点からお勧めできません。

カビの生育条件は4つあります。

①適した温度(繁殖できる温度は10~35℃、至適範囲は20~30℃)

②適した湿度(相対湿度60~80%)

③栄養源

④空気

クロス壁におけるカビ対策は、カビの繁殖する条件のうち、温度と湿度、とりわけ湿度についての配慮が重要です。

栄養源については、クロス自体・下地およびパテ剤・糊等そのものが該当します。

これを無くすことは、現実的に不可能といえるでしょう。

また空気も同様に、無くすことは出来ません。

まずは施工に起因するカビを防ぎましょう

そのためには、まず下地&その下の木材を濡らさない事。

結露・雨漏りを無くさなければなりません。

未乾燥材の使用は厳禁です。

うっかり飲み物を零してしまったら、潔く下地を張り替えましょう。

汗のついた腕等を押し付けた位であれば、充分乾燥させれば大丈夫だと思います。

窓を開けて通風を心掛ける事。

雨が降り出す前に閉めてください。

防カビ剤入りの接着剤やパテ剤を使用する事。

基礎断熱を採用している場合は、基礎の乾燥も重要となります。

常時基礎内に風を通して、基礎から発生する水蒸気を確実に排出してください。

コンクリート打設から2年程度は、水蒸気を出し続けるという話もあります。

可能であれば、送風機の使用をお勧めします。

これだけでも、施工に起因するカビの発生を減らすことは可能です。

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