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防草シートって便利ですよね。

庭に敷き込んでおけば、草が生えにくくなります。

我が家の元気な雑草達を見るたびに、そう思います。

でも、それなら除草剤を散布しても良いのでは？

上図は、『ネコソギ』という除草剤のページから、その一部を抜粋したもの。

土に､粒をパラパラまくだけ！

雑草の生える前にまけば､生える雑草をブロック｡

最長9ヶ月雑草の発生を抑えることが可能です｡

との事。

実に魅力的です。

もちろん「土壌条件､気象条件､使用量､雑草の種類等により差が生じます。」という表記もあります。

そして以下のような注意事項も挙げられていました。

植木等枯らしたくない植物の根が生えていると思われる場所には散布しないよう､十分注意してください｡

傾斜地では使用しないでください｡

効果にムラが出ないように､散布当日はその場所に入らないでください｡

早い話、雑草を枯らす成分を土壌に撒くわけですから、人体や動物に対する影響だって大きそうでしょ？

しかも、隣は一面契約農地です。

万が一漏れたりすれば、作付け不良に繫がりかねません。

いずれは、庭に草花を植えてガーデニングを楽しみたい！

妻には、そんな野望があるようです。

だから農薬系はNGなんだそうです。

私だって、死ぬ前に庭に前方後円墳のミニチュアをつくり、お骨の一部を埋葬して欲しい！

そんな野望を持っています。

周りには葺石を貼りつけますから、しばらくは除草対策もいらない筈。

写真の古墳にも葺石が貼り付けられているでしょ？

農薬撒くのは、やめて欲しいかも。

誰も、本気にしてくれませんが・・・。

ガーデニングをするつもりなら、除草剤は撒けません！

一面にコンクリートを打設！

これもアリなんですが、ちょっと味気ないでしょ。

上にタイルや石を貼ってもいいけど、コスト的に無理・・・。

固まる砂を試してみましたが、5年ほどでボロボロになってしまい効果が無くなりました。

防草シートはどうなのかな？

取り敢えず安全です。

だって、ノンケミカルですから。

防草シートとは、その名の通りシートを敷いた場所に雑草が生えないようにするためのものです。

でも防草シートって、何故効果があるの？

どの位、期待出来るの？

不思議でしょ？

そもそも防草シートは、雑草が頻繁に生えてくる場所に敷いて、雑草対策を行うものです。

生えてしまった雑草をきれいに取り除いてから敷くことで、十分な効果を得ることができます。

その素材や対応できる雑草によって種類が異なり、非常に多くの防草シートが存在しています。

ちなみに耐用年数は、防草シートにより違います。

長く耐えてくれるもので10年、短いもので5年ほどで寿命となります。

弊社が採用している『デュポン社のザバーン』であれば、15年という長寿命もモノもあるんです。

除草シートによる防草効果は、日光の遮断にあるそうです。

植物は、生長するにあたり水・光・空気が必要です。

3つのうち１つでも揃わなければ植物は生長できません。

生命力の強い雑草と言えども同じ植物です。

光当てないようにすれば、生長できません。

だから色が濃かったり、厚かったりして遮光性が高いものを使うほど、より除草効果が高くなる訳です。

だから黒いゴミ袋を敷いても、効果は期待出来ます。

ただし経年劣化しなければ・・・。

長持ちしない素材は、当然NGです。

目が細かい（繊維の隙間が無い）から、そこから植物が生える心配もないでしょ？

でもビニール袋だと、水捌けが悪くなります。

かと言って穴を明けたら、ダメだし・・・。

この辺りがシートを選ぶ際に注意する点です。

そうそう！

シートに日光を与えないようにすると、耐用年数を延ばすことが出来ます。

その為に、上に砂利を敷くのが良いそうです。

また、シートを敷く前の除草を徹底的に行うことが重要となります。

ここに根が残っていると、シートの下で、もやしのように生育することになります。

シート下だと抜くことが出来ません。

とにかく隙間なく敷き込むことが重要です。

シート同志の重ねは、最低10ｃｍ以上取るようにしましょう。

いまさらながら、我が家の庭にも敷き詰めてみようかな？