練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日は水曜日、アセットフォーはお休みです。

たまには、ちょっとくだけた話を書いてみようと思います。

パンイチ君の話です。

弊社が参加している『FPの家グループ』のイメージキャラクター、こんな格好をした小学生です。

一年中快適な家に住んでいるので、真冬でもパンイチで暮らせるらしい・・・。

これ、本当かな？

という事で、検証してみようと思いました。

毎度お馴染みの、コレを使います。

PMV（予測平均温冷感申告）＆PPD（予想不満足者率）です。

PMVは、人がどれくらい快適かを表す指標で、温度・湿度・放射・気流・活動量・着衣量の6つの要素から算出します。

そしてPMVで求められた環境で熱的に不快に感じる人の割合を、PPDと言います。

まずPMVで中立（ちょうどいい状態）になる環境を探ってみました。

今回入力したは、次のような条件でした。

室温：24℃

相対湿度：40％

放射温度：24℃

風速：0.1m/S

活動量：1MET

着衣量：1clo

活動量1METとは、上図の通り『安静時』をイメージしています。

そして着衣量1cloは、標準的な冬の室内着をイメージしています。

この時のPMVは0.12、PPDは5％でした。

PMVが-1～１の間であれば、熱的にちょうどいい環境となります。

またPDDは5％ですから、この時に95％の人が不快とは感じません。

なるほど、この環境ならば快適そうでしょ？

問題はパンツ一丁で、この快適さを得るのには室温を何度にすればいいか？です。

結果をご覧ください。

室温：28.5℃

相対湿度：40％

放射温度：29℃

風速：0.1m/S

活動量：1MET

着衣量：0.1clo

で入力すると、上グラフのようになりました。

変えたのは、室温＆放射温度と着衣量だけ。

トランクス1枚だけだと、着衣量は0.1cloになります。

28.5℃かぁ～。

試してないけど、28℃でもいけそうな気がします。

でも、28℃って暑くないのかな？

パンツ一丁だとちょうどいいの？

パンイチで室内をウロウロする事はないので、実感が湧きません。

さすがに、実験しようとは思わないし・・・。

でも、間違いなく省エネではない気がします。

ガンガン暖房して、アイスを食べるようなものだと思います。

 

パンツ一丁で快適な室内って、28℃以上になるようです。

だったら普通に室内着で24℃を目指すべきでは？

FPの家で省エネ＆快適！

やっぱり、これでしょ！

でも普通の家だったら、パンツ一丁で快適なんて望めません。

エアコンをガンガン稼働しても、足元や壁近くがスースーして寒いですから・・・。

少し自虐的なブログになってしまいました。

でも、決して悪気があった訳ではありません。