ウェザーシール多機能防水塗膜材を試してみました。

こんな塗料を試してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェザーシール多機能防水塗膜材です。

 

 

 

 

 

 

 

 

hpには、こんな事が書かれていました。

木造住宅の防水性・気密性を高める防水塗料
塗膜がゴム状に!
雨漏りのリスクが格段に低減!


 

 

 

 

 

木造住宅に使用する透湿防水シートの代替として使用できます。
一般的に使用される透湿防水シートの欠点である

つなぎ目や破れからの漏水・劣化・施工不良などを補うべく開発された、画期的な製品です。
シートを貼る代わりに塗料を塗るだけの簡単な施工で
誰でも簡単に住宅を完全防水・高気密化します。

一般的な透湿防水シートでは難しい夏の逆転結露も防ぐことができます。

ローラー・刷毛・スプレーで塗布可能。

水性塗料の為、臭い残りは気になりません。

防水塗膜を形成し、気密バリアとしての機能もあるそうです。

外張り断熱の家では、断熱材の外側にコレを塗る事で

透湿防水シートや気密シートの施工を省略する事が出来るようですよ・・・。

しかも透湿性はあるんです。

乾くとゴムのような弾力性があります。

クラックをカバーし、小さな動きにも追従してくれます。

気密住宅の省力化に繋がればいいなぁー・・・。

という事で、試してみた訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は構造材に塗ってみました。

塗り心地は普通の水性塗料と変わりありません。

この状態で気密測定を行ってみようと思います。

その上で、必要であれば、気密シート等の施工も考えています。

 

この現場では、写真のように不織布を張り

壁内にウッドファイバーを吹き込んでいます。

ちなみに写真は吹込み前のものです。

意外と知られていない事ですが、吹込みには不織布の通気性が大きく関与しています。

ウッドファイバーの吹込みは、木繊維を空気の力で吹き込みます。

閉ざされた空間に木繊維と空気を入れる訳です。

通気性のある布であれば、空気が抜け壁内には木繊維だけが残ります。

その結果、壁内の木繊維の密度はどんどんと高くなります。

でも通気性がなければ、空気を含んだ木繊維は壁内で飛び回り

密度が高くなりません。

挿し入れたホースの回りから木繊維が吹き出してしまい、吹き込む事が出来なくなるんです。

そこで今回、不織布の一部に気密塗料を塗ってみました。

そしてホースを挿し入れ、木繊維を吹き込んでみました。

元々の不織布は通気性が非常に良いんです。

普通に吹ければ、この塗料を塗っても気密性は高まっていない事になります。

でも塗料を塗った不織布の壁内には、木繊維を吹き込む事は出来ませんでした。

吹き込んでいる間、不織布に手を近づけてみても、風を感じることもありません。

普通の状態であれば、不織布からビュービュー風を感じる事ができるのに・・・。

また不織布が風で膨らんでも、塗膜が破断する事はありませんでした。

弾性塗料ですから、当たり前ですよね。

ちゃんと気密塗料としての役目を果たしてくれたようです。

結局、塗料が塗られた不織布は撤去され、新しい不織布を張り直してもらいました。

木繊維がパンパンに入らないと困りますから・・・。

施工に当たってもらったS様、お手数をお掛けして申し訳ありませんでした。

でも、効果を確認する事が出来て良かった・・・。

本来は外張り断熱材の外側や耐力面材と外張り断熱材の間に塗るための塗料なんだそうです。

そうする事で、防水性・気密性が高まります。

透湿性もあるので、通気層を省略する事も可能との事。

色々な可能性が期待できそうな塗料だと思いました。

海外ではAirBarrier製品と呼ばれているそうです。

2001年にマサチューセッツ州に設立された『アメリカ空気バリア協会(ABAA)』という団体もあるとの事。

我が国でも先進的な工務店では、既に実用化しているようですね・・・。

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