練馬区春日町4丁目のFPの家 I邸では、朝から木材劣化対策工事を行いました。

04月28日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ

最高気温は25℃に届かなかったけど、夏用作業服でも汗をかく程度には暑かったと思います💦💦💦

そんな連休前の金曜日。

練馬区春日町4丁目の『FPの家 I邸』では、朝から木材劣化対策工事を行いました。

ちなみに弊社では『ボロンdeガード工法』を採用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

自然素材である『ホウ酸』を使った総合的な木材劣化対策方法です。

①基礎天端から1.0mまでの木部を超高濃度ホウ酸水溶液で処理する標準処理。

②1階構造全ての木部を超高濃度ホウ酸水溶液で処理する1階全部処理。

③全ての木部を超高濃度ホウ酸水溶液で処理する全構造材処理。

以上の3コースのうち、弊社では標準的に②コースを採用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このイラストは、解体建物における雨漏りや水漏れ・シロアリ被害等を調査した結果を示しています。

建築基準法ではGLから1.0mの高さまでの木部を防腐・防蟻処理する事を義務付けています。

でも、この調査結果をみる限り、こでは対策不足であることがわかります。

出来れば③、最低でも②の対策を行うべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、その為には従来の合成殺虫剤による防腐・防蟻処理ではなく、高濃度ホウ酸水溶液による木材劣化対策が必要となります。

なぜなら前者では、様々な心配事がなくならないからです。

シロアリや木材腐朽菌による食害を防ぐために、ご家族の体調に不調を来す訳にはいかないでしょ

しかも合成殺虫剤って3~5年で効果がなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもホウ酸は長期に渡り、効果が続くんです。

有害物質を放散する事もありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

安心・安全で効果が持続する訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに弊社では、15年保証を実施しています。

なおボロンdeガード工法では、基礎部分にシロアリの侵入対策を施します。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば水道配管回りの隙間には、ボレイトフィラーを充填します。

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎の立ち上がりと耐圧盤の打ち継ぎ部分にある巾止め金具の隙間にも、同様の処理を行います。

 

 

 

 

 

 

ちなみに弊社では耐圧盤にjotoテクノの水抜き穴を設置して、工事中の雨水等の排水性を高めています。

この製品、シロアリ対策もちゃんとしているんですよね・・・。

でも基礎との間に隙間があれば、そこが侵入口になるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、ここにもボレイトフィラーを充填します。

 

 

 

 

 

 

 

ボレイトフィラーは、ホウ酸を含んだ水性パテなので、簡単に隙間を埋める事が出来ます。

しかも水性なので、硬化・収縮しません。

含有するホウ酸のお陰で、シロアリの侵入をしっかりと食い止めてくれるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

躯体だけホウ酸処理すれば良いという訳ではないんです。

朝8時から工事スタート

高濃度ホウ酸水溶液を2階床梁&ネダノン合板の裏面に噴霧します。

そして柱に噴霧。

土台&大引きにも噴霧します。

このタイミングで、現場前にトラック&担ぎ屋さんが到着

荷台にはFPウレタン断熱パネルが積まれています。

これを、1枚づつ建物内に運びます。

これが、正に時間との闘いなんです。

すぐに降ろさないと、クラクションを鳴らされてしまいます。

今回も、途中で2回ほどトラックを移動する羽目になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

現場に積み上げられたFPウレタン断熱パネルの向こうに作業員の姿が見えるでしょ

この後、パネルに高濃度ホウ酸水溶液を噴霧します。

 

 

 

 

 

 

 

 

パネルの木口×4面に噴霧。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてパネルの裏表にも噴霧します。

噴霧したパネルは、別の山に移します。

ひたすら、この繰り返しです・・・。

ついでに、1階用のネダノン合板にも噴霧します。

木口×4面+裏表と、ひっくり返しつつ1枚づつ丁寧に噴霧します。

1階部分の筋交や、間柱&半柱にも噴霧します。

 

 

 

 

 

 

 

 

噴霧して、しばらく経過した土台&大引きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちはFPパネル。

よく見ると、白い粉が付着しているでしょ

これ、結晶化したホウ酸なんです。

高濃度だから、すぐに結晶化しちゃうんです。

逆に結晶化しないホウ酸水って、濃度的に足りないのかも知れません・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボロンdeガード工法の場合、必ず『ホウ酸処理チェック』を行ってくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

任意の柱や土台・梁等に試液を吹き付けてくれるんです。

 

 

 

 

 

 

クルクミンテスター(ボレイトチェッカー)という試液です。

木部に吹き付けると黄色くなります。

でも、充分な濃度のホウ酸に触れると、数分後に赤く発色します。

濃度の足りないホウ酸には、反応しません。

実はホウ酸って、濃度が足りないとシロアリや木材腐朽菌に効かないんです。

だから、色んな所で試すようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

雨に濡れると流れてしまう事もあるので、ホウ酸処理後は雨養生を行います。

ブルーシートが張られているでしょ

雨養生が終わったら、工事完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

現場には、施工済証が貼られていました。

ちなみに雨に濡れた場合は、試液を噴霧して濃度を確認します。

赤く発色しなければ、高濃度ホウ酸水溶液をさらに噴霧します。

雨に弱いのが、唯一の弱点なんです。

 

 

 

 

 

 

 

ホウ酸劣化対策/最高等級のながいき住宅が、また1軒増えました。

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