今回はいつもと違った専用部材を試してみました。

 

 

 

 

 

練馬区春日町4丁目で工事中の『FPの家 I邸』の話です。

先日、外部に張った透湿防水シートを貫通する電線や排水管の回りの気密防水処理を行いました。

ちなみに今回は、いつもと違った専用部材を試してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトのウートップ/気密防水スリーブという製品です。

貫通部の処理って、とても重要なんです。

でも手間が掛かるんですよね・・・。

そもそも高所作業なので、手間の多寡ってかなり精度に影響します。

面倒な作業だと、施工が雑になっちゃう事もあるんです。

雑な施工は、不具合に繋がります。

だからこそ、素早く簡単にできて確実な施工が可能という専用部材が有難いんです。

多少高くても、全然気になりません

ウルト製品はどうなのかな

という事で、早速、試してみた訳です。

まずは、フラットタイプのスリーブです。

管径72~90mmまで対応。

写真は、75mmのVU管に使用しました。

 

 

 

 

 

管を穴に通し、シール部分の剥離紙を剥がして貼り付けます。

剥離紙が管を跨ぐようにして、上下2枚に分かれています。

そのせいか、施工性は良かったですよ。

粘着性が高いので少しイライラするし、手も結構汚れます。

でも仕方無いんです。

ウルトのハイムシールド(透湿防水シート)って、防水テープが付きにくいんです。

普通の防水テープだと、剥がれてしまう場合があるんです。

手が汚れても、剥がれない方が良いでしょ

こちらはデベソタイプのスリーブです。

電気配線(1芯)用/4~8mm

電気配線(2芯)用/8~12mm

の2種類用意されています。

 

 

 

写真は、2芯用を3芯電線に使用したものとなります。

スリーブ部分に電線を通すのが、結構大変でした。

3芯用も欲しいですね・・・。

でも同梱されているパウダーを黒い部分に塗ると、だいぶ通しやすくなりましたよ。

 

こちらは1芯用です。

 

 

 

 

 

 

 

こっちは、通しやすかった😊

でもアース線に使うと、穴が大き過ぎて隙間が明いてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

念のため、スリーブと線にストレッチテープを巻き付けておきました。

 

CD管用(25~32mm)のスリーブを使い

幹線とCD管周りの処理を

行いました。

 

 

 

 

 

幹線は3本の太い電線が撚ってあるので隙間が大きいんです。

そこで、スリーブと幹線双方にストレッチテープを貼っておきました。

またCD管には螺旋状の溝が切ってあります。

ここも、防水的には心配なところです。

念のため、ストレッチテープを貼ってあります。

電線用とCD管用、どちらも通線の後にシール部分の剥離紙を剥がします。

そして透湿防水シートに貼り付けます。

でも、このシールが剥がしにくいんです。

上下2枚に分かれていないからです。

途中まで剥がしたら、どこかで剥離紙を破らなければなりません。

これが結構、面倒なんです。

かといって剥離紙を剥がした状態だと、通線しにくいし・・・。

この点は改善してもらいたいと思います。

それ以外は問題ありません。

仕上がりも綺麗でしょ

回りに防水テープを貼らない分、楽なんです。

強いて言えば、プリントを上下どちらでも使えるように変えて欲しいですね。

反対に貼ると気分が良くないので、上下を直す分だけ作業効率が落ちます😅

 

 

 

 

 

製品仕様を挙げておきます。

電気配線に関しては、もう少しバリエーションを増やしてくれるといいなぁー。

ドイツでは、かなりのバリエーションがあるそうです。

価格は、妥当だと思います。

採用決定かな・・・。

ちなみにウルトジャパンから、紹介動画も出ていました。

気になる方は、是非ご覧ください。

https://www.assetfor.co.jp 

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上記をご確認ください。

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