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とある現場の写真です。
屋根垂木の間に『FP遮断パネル』が充填されています。
ご存じ、木枠付硬質ウレタンフォームパネルの上面に遮熱クラフト紙を貼った断熱パネルです。
下から見ると、こんな感じです。
弊社の標準は屋根断熱、そして垂木間にFP遮断パネルを充填します。
こうする事で、建物の気密性や断熱性を高めるばかりではなく夏の暑さ対策にもなるんです。
でも、今回の主役は断熱パネルではありません。
軒先部分を撮ってみました。
屋根垂木が太いでしょ?
厚さ120mmの断熱パネルを充填し、30mmの通気層を確保する為に、45×150mmの米松材を垂木として利用しているんです。
もちろん、構造用乾燥材『ドライビーム』を採用しています。
一時は供給が危ぶまれた時期もあったんです。
でも危機は脱出しました。
それでも、まだまだ安定供給は難しいようです。
以下、中国木材㈱から届いた文面をそのまま掲載させていただきます。
2023 年12 月20 日
各位
米松 構造用乾燥材ドライビーム 新供給方針のご案内
中国木材株式会社
代表取締役社⾧ 堀川 保彦
本年8 月26 日の弊社茨城県鹿島工場の製材棟において、火災を発生させ、皆様に
多大なるご心配、ご迷惑をお掛けすることとなり深くお詫び申し上げます。
米松の製材量は、11 月より13 万m3 を超え、火災前の70%に回復しました。
12 月は前年実績の80%となります。
今後この製材体制を維持していく考えです。
この限られた製材量から、ドライビームユーザー様に御安心して使って頂ける
様に、ドライビームの売れ筋サイズ(よく御使用になられるサイズ)に重点を置く
生産体制に変更致します。
具体的には、3m、3.68m、4m の90 角を含んで105×105~270 は、受注制限の
早期の完全撤廃を目指します。このサイズ群の販売材積は、全ドライビーム販売材
積の約70%に相当するものです。
詳細につきましては、担当営業よりご案内させて頂きます。
何卒よろしくお願い致します。
以上
同様の文章は、HPにも掲載されているようです。
現状ではまだ、一部の材に生産待ちがあります。
巾120mm以上の材
長さ5m以上の材
羽柄小割材
ハイブリットビーム
等の部材です。
但し、以前の様にいつ出来上がるか分からないと言ったことはなく、何日後とスケジュールが見える程度の遅延になってきています。
早く正常化して欲しいものです。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。