「でもFPの家なら、パンツ一枚でも暖かく暮らせるんでしょ!」

今日は水曜日、アセットフォーはお休みです。

弊社の場合、毎週水曜日と第1・3火曜日そして祝祭日を定休日として定めています。

そのため、隔週で火・水と連休になる訳です。

ちなみに昨日は第5火曜日に当たるため、定休日ではありませんでした。

先週も第4火曜日に当たるため、出勤日。

2週続けて出勤していると、なんだか損した気がするんですよね・・・。

 

では本題です。

先日、お客様がこんな話をしているのを耳にしました。

「私、本当に寒さに弱いのよ。」

「でもFPの家なら、パンツ一枚でも暖かく暮らせるんでしょ

どうやら『パンイチくん』の事が話題になっているようです。

 

北から南、気候の違う地域でも、夏は涼しく冬は暖かい。

パンイチくんは快適に過ごせる住まいで

「ありのままで暮らす幸せ」を追求しています。

 

 

パンイチくんは『ありのままで暮らす幸せを追求するFPの家の申し子』です。

詳しい説明は割愛しますが

詳しく知りたい方は是非下記頁をご覧ください。

FPの家CM|パンイチくん – FPの家 (fp-ie.jp)

 

 

 

 

 

断熱・気密性能の高い『FPの家』は少ないエネルギーでもより快適に過ごしていただける省エネ性能の高い魔法瓶のような住まいです。

季節や地域の気候を住まいに持ち込まないから衣服による調節をしなくとも軽装で快適に過ごしていただけます。

この軽装をパンツ一枚でも快適に過ごしていただけるオリジナル指数として『P値』を作りました

 

 

 

 

 

 

FPの家のページにも、しっかりと書いてありました。

 

「FPの家はP値が1なんでしょ

「だったら安心よね。」

という事みたいです。

確かにP値1は可能です。

でも問題は、どのくらいの光熱費で可能なの

という事だと思うんです。

イマドキの断熱住宅であれば、暖房をガンガン動かせばパンツ一丁は可能でしょ

さすがに家計を考えて、パンイチを諦めると思うけど・・・。

 

そもそも、P値1ってどんな温熱環境なの

これも重要だと思うんですよね・・・。

そこで今回は『PMV/PPDモデル』を使って説明しようと思います。

PMV/PPDモデルは、1967年にデンマークのファンガー教授によって提唱された温熱感の考え方です

人間の温熱感は「周辺環境の4要素」と「人体側の2要素」によって決定されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前者が空気温度・湿度・気流・放射、後者が着衣量・活動量を指します。

空気温度と湿度は、説明するまでもないでしょ

気流の速度も重要ですが、冬季の室内ですからそれほど強い風は吹いていないと思います。

外皮性能の低い家であれば、放射の影響は大きいと思います。

室温は高いけど、壁に近づくと寒くて鳥肌が立つみたいな事です。

でもFPの家なら、特に意識する事はないと思います。

壁際も室温と変わりませんから・・・。

着衣量は来ている服の量を数値化したもの、clo値で示します。

例えばシャツ+ズボンのclo値は、0.5clo。

スーツであれば1.0cloという具合です。

 

 

 

 

また活動量は、その時の活動状況を数値化したもの。

活動状況に応じて、MET値で示します。

安静時であれば、1.0MET。

デスクワーク時であれば、1.1METという具合です。

掃除中は室温が低くても寒く感じないでしょ

 

 

 

快適な温熱環境であるためには、体の中で生産される代謝熱と体全体からの放熱量が釣り合うことが肝心です。

 

 

 

 

 

 

世界的に最も広く用いられているPMV/PPDモデルにおいては、まず人体側の代謝量着衣量から、着衣の表面温度を決定します。

この着衣表面から周辺環境に対流・放射で放出される熱量を計算した上で、熱バランスがとれているかをチェックしたものがPMVです。

PMVは、寒ければマイナス、暑ければプラス、ちょうど良い状態ではゼロに近づきます。

ファンガー博士はさらに、PMVの値に応じた不満者率PPDの式をつくりました。

 

 

 

 

 

 

PMVがゼロの時に不満者率PPDは最小の5%となります。

個々で暑い寒いの度合は多少違うでしょ

一般にPMVが±0.5の範囲に収まっていれば、不満者率PPDは10%以内となって十分に快適な環境であるといえます。

 

さあ

P値1の家は、どんな環境なのでしょうか

さっそく、試算してみましょう。

なお試算に当たっては、以下の数値を固定しました。

湿度・・・50%

気流速度・・・0.1m/S

着衣量は、パンツ一丁ですから0.04cloとしました。

なおclo値に関しては、以下の頁を参考にしています。

http://freehand-japan.com/value/

また活動量は、安静時という事で1.0METとしました。

これが試算結果です。

図中の青い部分が快適ゾーンとなります。

気温27.7℃。

これを下回ると、快適環境とは言えません。

 

 

 

気温29.3℃。

これが快適環境における気温の上限となります。

 

 

 

 

いずれにしても、かなり温度が高いですよね

この位の室温を保たなければ、パンイチくんではいられないんです。

問題は、この室温を維持するためにどのくらいの暖房エネルギーが必要なのかですよね・・・。

でも、これって外皮性能だけの問題ではありません。

確かに外皮性能が高ければ、熱の内外移動を抑える事が出来ます。

でも隙間からの熱移動や換気による熱移動は、別の話でしょ

当然少なくすべきだと思います。

冬季であれば当然室温の方が外気温よりも高いですから、熱が逃げるのを防ぐ事が重要です。

でも寒くならないだけで、暖かくはならないでしょ

ここで重要なのが、日射取得量の多寡なんです。

かなり大きく影響するんですよね・・・。

要は日当たりの良い窓を大きくして、日射取得率の高いガラスを使う事です。

そうすれば、お金のかからない暖房エネルギーを得ることが出来ます。

でもパンイチだと、カーテンを開ける事出来ませんね・・・。

そもそも、ちゃんと部屋着を着ればもう少し室温を下げる事が出来るんです。

 

 

 

 

 

 

 

着衣量を標準的な冬の部屋着(1.0clo)に変えて試算してみました。

下限値は21.6℃、上限値は25.0℃です。

これなら、簡単にクリアできそうでしょ

ちなみに私の部屋着は半袖Tシャツ+長袖スゥエットパンツです。

室内環境は、22℃50%くらいかな・・・。

ベッドに腰掛てTVを見ていても、全然寒さを感じません

PMVの結果より、少し薄着かな

もしかしたら、パンイチくんもイケたりして・・・。

暖かい家をイメージしてもらいたくて、こんなキャラクターが生まれました。

でもパンイチはやり過ぎだと思います。

確かにインパクトは強いんですけど・・・。

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posted by HoppyRed

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