blog
03月11日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
気温も、それなりに上がりました。
でも、天気下り坂のようです・・・。
今日は、弊社OBではない『FPの家』ユーザー宅のリフォーム工事の話です。
築30年を超えているとい事で、外装であったり内装であったり、設備機器なんかも結構傷んでいます。
それらのメンテナンスを行おう!という訳です。
本来であれば、建てた工務店に声が掛かるところです。
でも、その工務店は既に廃業しています。
どこに依頼すればいいのかわからない?
依頼先を、ずーっと探していたそうです。
その間、ちょっとしたメンテナナンスは近所の工務店にお願いしていたようですね・・・。
今日から始まる工事は、以下の通りです。
①設備業者が既存の2階洋便器&2階洗面化粧台を取り外します。
②大工が既存床の上に極薄タイプの床材を敷き並べ、専用テープで固定。
それに伴い、敷居の取付も行います。
③床の重ね貼りが終わり次第、新しい洋便器&洗面化粧台を設置します。
④これが終わったら、1階洋便器&1階洗面化粧台を取り外します。
⑤大工が既存床の上に極薄タイプの床材を敷き並べ、専用テープで固定。
こちらも敷居を取り付けます。
⑥床の重ね貼りが終わり次第、新しい洋便器&洗面化粧台を設置します。
ここまでで、念のため3日工期を戴きました。
壁&天井の一部クロスも張替える予定ですが、今回は行いません。
後日、他のクロスと一緒に張り替えます。
ついでに、雨漏りで腐ったバルコニー天井の修理も行います。
原因となった不具合箇所は特定済み。
是正も既に行いました。
後は軒天ボードの張替え&塗装だけなんです。
当初は塗装仕上げのケイカル板だと思っていました。
でも調べてみると、ラワンベニヤに塗装をしていたんです。
急遽、ベニヤを購入し今回の修理に至ります。
ベランダ笠木の交換も行うので、念のため木下地天端に防水テープを貼っておきました。
雨が漏れている様子は無かったので、安心しましたが・・・。
現在、外部塗装の真っ最中なので、軒天塗装も一緒に行います。
釘留めタイプのサイディングですが、至る所にひびが入っています。
シーリング剤を充填しておきましたが、もう少し遅ければサイディングを張り替えなければならなかったかもしれません。
ギリギリセーフだったみたいすですね。
ところで、リフォーム工事で『石綿含有建材』が発見されたら、どうすれば良いと思いますか?
今回のバルコニー天井はベニヤでしたが、不燃板であれば、石綿含有建材の可能性もありました。
ゾッとしますよね・・・。
リフォーム工事でも、対象となる石綿含有建材の種類(レベル)に応じた関係法令に従った対応が求められるそうです。
つまり石綿含有建材の有無とそのレベルによっては、リフォーム費用が増加する場合もあり得る訳です。
この点を事前に発注者にしておかないと、トラブルになりそうですよね・・・。
解体業者に委託する場合であれば、業者が法にのっとり適正な手続き&作業をしてくれます。
でも解体業者を使わない場合は、私が管理するしかありません。
事前調査を行い、石綿含有建材の有無を確認。
そして、その結果を近隣に報告します。
ここで活躍するのが、石綿含有建材調査者です。
そして作業計画の立案と掲示を行います。
事業者は作業を行う者に対する特別教育を実施せずに、作業に従事させる事ができません。
また所定の資格者の中から石綿作業主任者を選任しなければなりません。
また事業者は、作業レベルに応じて作業者に呼吸用保護具や保護衣・作業委等を使用させます。
また保護具等に付着した粉塵を完全に除去しなければ、作業場外に出ることも出来ません。
作業者以外の立入を禁止し周辺への粉塵の飛散を防ぐ対策も必要です。
湿潤化を含む除去作業の実施、現場での廃棄物の一時保管等、やる事はたくさんあります。
今までのリフォーム工事と比べて、その作業量&管理に関わる人件費はかなり増大すると思われます。
困りましたね・・・。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。