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板橋区に建つ『FPの家　H邸』の話です。

先日、玄関框の塗装を行いました。

弊社では、無垢フローリングに合わせて突板を貼った玄関框を採用する事が多いです。

その際には、無塗装品を選びます。

もちろん、メーカーには塗装品もあります。

でも大抵はウレタン塗装なんです。

わざわざ自然塗装を施したフローリングを採用しているんだから、玄関框だって自然塗料を使った方が良いでしょ？

という訳で、弊社ではコレを塗るようにしているんです。

キヌカという自然塗料。

お米から生まれた100％天然塗料です。

 

「キヌカ」という名前には、2つの意味があるそうです。

それは、絹（キヌ）のような柔らかい風合いに木の風合いが変化（カ）するという意味。

もう一つは、木（キ）と糠（ヌカ）融合による自然循環を表現しています。

お米を、精米すると米糠が出るでしょ。

昔の人はこれを煎り布に包みました。

糠袋というそうですが、これで床や家具を磨くとピカピカになるんです。

こうした先人の知恵を利用したのが、キヌカです。

一般的な塗料と違い溶剤は一切使用していませんから、塗装中の換気も必要ありません。

自然発火の危険性もゼロ！

塗布直後でも室内にイヤな臭いが残らないんです。

とにかく安全だから安心して使えます。

施工の様子も少しだけ挙げておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社では、クリーニング終了後に塗装を行います。

玄関框をきれいにする手間が省けるでしょ？

 

 

 

 

 

 

 

 

用意するのは、キヌカとウエス（布）だけ。

ウエスにキヌカを少量含ませて、軽く拭けばいいんです。

とにかくラクチンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

しっとりと、良い感じになったでしょ！

日本の田んぼから生まれた瑞穂の国の自然塗料、中々良いと思います。