blog
今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
先日、モグモグタイムの際に大工から質問を受けました。
「太陽光発電って本当に得なんですか?」
良い機会なので、茶飲み話のついでに太陽光発電の有用性について話し合いました。
そして最後にこう聞かれたんです。
「リサイクルは大丈夫なの?」
まだ当分は使えるので、その間に整備されるんじゃない?
そう答えて話を締めくくったものの、ちょっと心配だったんです。
ネットを検索すると、色々なことが書かれていました。
実は、太陽光パネルはリサイクルできないと言われています。
その理由は何でしょうか?
太陽光パネルは環境にやさしいエネルギー源として注目されていますが、その裏にはリサイクルに関する次の問題があります。
①太陽光パネルには有害物質が含まれているから
例えば、結晶系の太陽光パネルには鉛やカドミウムなどの重金属が含まれている場合があります。
これらの物質は人体や環境に悪影響を及ぼす可能性があります。
薄膜系の太陽光パネルは有機物や無機物の薄い層で構成されており、有害物質の含有量は少ないとされています。
でもガラスやプラスチックなどの材料を多く使っており、分解するのが難しいという問題があります。
②太陽光パネルのリサイクル技術はまだ発展途上にあるから
例えば、結晶系の太陽光パネルでは、ガラスやアルミニウムなどの金属部分は比較的容易に回収できます。
でもシリコンや重金属などの半導体部分は高温や化学処理などが必要となります。
また有機物や無機物の薄い層を分離するのが難しく、高効率で高品質なリサイクル製品を得ることができません。
③太陽光パネルをリサイクルできる業者が少ないから
太陽光パネルは長寿命のためであるため、廃棄される量がまだまだ少ない。
そのため、リサイクル市場も小さくリサイクル業者も少ない。
またリサイクル業者にとっても、太陽光パネルは回収やリサイクルにかかるコストが高く、利益が出にくい。
さらに太陽光パネルのリサイクルに関する法律や規制もまだ不十分で、リサイクル業者の責任や義務が明確でない。
ナルホド・・・。
でも、本当のところはどうなんだろう?
そう思っていたら、こんなチラシが届いたんです。
太陽光パネルの処理、お困りではありませんか?
まさにグッドタイミング!
QRコードで簡単に見積もりが届くようです。
①お客様情報
②パネル裏面の銘板写真もしくはパネル仕様書
③廃棄枚数
④廃棄現場住所
の4点を入力すればOK!
電子マニフェストや電子契約も対応可能なようです。
既存処理に比べると32%も廃棄処分が減少するそうです。
でも、まだ32%程度しかリサイクル出来ないんですね・・・。
群馬県伊勢崎市まで運ぶ事を考えると、もう少しリサイクル率を上げたいところです。
そもそもリサイクルする前に、リデュース&リユースできないのかな?
太陽光パネルの寿命はおおよそ20〜30年程度と言われています。
でも
の2か所は、既に40年以上稼働しています。
定期的に発電面の清掃を行い、電線等のメンテナンスを行えば、このくらいは使えると思うんです。
20~30年が40年になれば、寿命が1.5~2.0倍になります。
この先、もっと寿命が延びるかも知れません・・・。
使わない理由を挙げるのではなく、どうしたら有効活用てきるかを考える事が重要だと思います。
大工さん、太陽光発電の現状を考える良い機会をありがとうございます。
posted by Hoppy Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。