STOP温暖化!これでいいのか地盤改良

今日は水曜日につきアセットフォーはお休みです。

ある日、机の上に置かれていた地盤改良のカタログから気になった点を拾ってみたいと思います。

日本は世界第5位の温暖化ガス排出国なんだそうです。

現在の地球で最大の環境問題と言えば、なんと言っても地球温暖化でしょ

京都議定書の環境宣言にあるように、全世界の人々が生活の中で、そして全産業の中でこの問題に取り組んでいる筈・・・。

その取り組みをエコ活動と言いますが、当然地盤改良においても『CO2』削減は重要な問題です。

例えばセメントと鉄は、その製品生産時に大量のCO2を発生します。

セメント1トンつくれば約723kg、鉄1トンをつくれば約1640kgのCO2が発生

現在の地盤改良って、鉄やセメントを使った工法が主流でしょ。

ちなみに我が国の平均的な住宅の地盤改良工事(セメント杭・鋼管杭)では、1戸あたり約5000kgのCO2が発生するという試算もあるようです。

こうした地盤改良は年間約17万戸も行われているので、実に80万トンものCO2が発生している事になります。

しかも問題は、これだけじゃないんです。

セメント杭や鋼管杭は、そのまま地中に残り続けます。

また六価クロムによる土壌&地下汚染も大きな問題です。

そろそろ地盤改良も、エコな工法に変えるべきでは

これが、このカタログの主旨です。

そして砕石パイルによるエコな地盤改良が紹介されています。

もう、わかったでしょ

そう、『HySPEED工』です。

地中に穴を開け、そこに天然砕石を転圧し柱状の改良層をつくる工法です。

弊社でも過去に採用した事があります。

色々と考えられた工法だと思いますが、標準採用には至りませんでした。

近場の天然砕石を利用すれば、輸送時のCO2も削減可能です。

環境問題になりにくい魅力的な工法である事は間違いありません。

もう一度、再検討してみようかな・・・。

https://www.assetfor.co.jp 

posted by Hoppy Red  

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