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01月18日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は晴れ。
昨日とは打って変わり、風もなく穏やかな一日となりました。
気温が低くても、風がなければどうにかなります・・・。
明日、構造見学会を行う『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。
2階に揚げられたユニフェルト6Aの写真です。
ユニフェルト6Aは、3mmの合成ゴムと3mmのフェルトを貼り合わせた455mm×910mmの制振材です。
70代の大工さんと還暦間近の私で、コレを16箱ほど揚げました。
1箱に8枚入って19Kgですから、締めて304Kgを揚げた事になります。
まさに年寄りの冷や水💦💦💦
最初は1箱づつ揚げていましたが、途中から2~3枚づつ揚げました。
若い頃は、1箱づつあげられたんですよね😢
コレを厚さ28mmのネダノン合板の上に敷き詰め、その上に厚さ12mmのラワン合板を張ります。
横から見ると、こんな感じです。
この部屋では、この上にCFシートを貼りますが、制振ゴムの上に直接無垢フローリングを張る部屋もあります。
コレが弊社の標準的な2階床の構成、階上音対策としてこんな施工を行っています。
ユニフェルトのカタログに掲載されている軽量衝撃音の測定値を挙げてみました。
この制振材、意外と軽量床衝撃音を緩和してくれるでしょ?
でも、この測定値ってコンクリートスラブの上にユニフェルトを敷き込み、フローリングを貼った時の値なんです。
弊社の仕様とは違います。
本当のところはどうなんだろう?
気になる人もいると思います。
そこで以前に行った弊社施工物件での測定結果をご覧いただきたいと思います。
第3者にて行われた、木造2階建て住宅の測定結果です。
床および天井断面は上記の通り、弊社の標準的な仕様となっています。
残念ながら、ユニフェルト6A単体の測定結果ではありません。
建築物の床衝撃音の確認方法は、JIS A 1418『建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法』に規定されています。
上階にて標準衝撃源で衝撃を与え、下階にて音圧レベルを測定します。
この値が床衝撃音レベルとなります。
標準衝撃源には、「標準重量衝撃源」と「標準軽量衝撃源」の2種類があります。
日本環境アメニティーのページより転載
標準重量衝撃源では主にバングマシンを使用します。
タイヤを落下させた際の最大音圧レベルを測定します。
但し現場ではバングマシンの代わりにタイヤを落として音源としました。
日本環境アメニティーのページより転載
標準軽量衝撃源ではタッピングマシンを使用します。
タッピングマシンの下部には複数の小さいハンマーが設置されており、カタカタと連続して衝撃を加えます。
また軽量衝撃源では一定時間を時間平均した等価音圧レベルを測定します。
こうして測定した結果がコレです。
まずは重量床衝撃音の比較です。
測定者のコメントも挙げておきます。
寝室床は125Hz、子供室は250Hzの値が良くない。
それにも関わらずLH56(1級)という好成績を収めている。
続いて軽量床衝撃音の比較です。
同様に測定者のコメントを挙げておきます。
LL66(2級)は在来木造では、ほとんど不可能な数値です。
どちらも、先程のカタログスペックに比べて悪くない結果だったようです。
良かった・・・。
もちろん、もっと良くする方法はあります。
でも費用を余計に掛けなければなりません。
費用対効果が重要だと思うんです。
高気密住宅って、外の音が入って来ない分、中の音が際立ってしまいます。
普通の家では問題ない音も、うるさく感じてしまう訳です。
まずは標準的な音対策を行い、弊社の見学会に参加して、その効果を確かめて戴く事をお勧めします。
体感して、ご満足いただけなければ、次のランクの施工を考えれば良い訳です。
その際には、追加料金もご提示させて戴きます。
事前に音環境を確認出来るのも、見学会に参加するメリットだと思います。
今日現在の現場状況は、こんな感じです。
断熱・気密施工をじっくり見て戴く事が出来ます。
今回はセルロースファイバーを使った天井断熱の為、小屋裏部分には気密施工を行っていません。
気密施工の有無を見て戴くには、ちょうど良い状況かもしれませんね。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。