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4月11日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は曇りのち雨。
なんとなく肌寒い気がします・・・。
だだ、ひたすら雨が降らない事を願うばかりです。
板橋区で工事中の『FPの家 Y邸』の現場写真をご覧ください。
昨日から野地合板の施工を開始しました。
上写真を見ると、野地合板の下の遮熱通気層が良く見えるでしょ?
ちなみに通気層の厚さは30mmあります。
軒先は、こんな感じです。
タルキの成が150mm、FP遮断パネルの厚さが120mm。
残りの30mmが通気層という訳です。
正面から撮ると、こうなります。
奥の方に光が見えるでしょ?
これ、棟換気用の開口から入る光です。
ここから外壁の通気層を昇る空気が入り、棟換気から出ていきます。
その際に屋根&野地板に伝わった伝導熱が通気層内の空気を暖めます。
また熱くなった野地板は、遮断パネルに向かって熱線を放射します。
これが遮断パネル表面の遮熱シートで反射され、野地合板を更に暖めます。
こうして遮熱通気層内の空気は更に高温になり、気流速度を速める訳です。
空気は暖かいほど軽くなり、上昇速度は上がるでしょ!
張り終えたばかりの野地合板を撮ってみました。
棟部分には巾10cm程度の開口が、建物の端から端まで設けられています。
これが棟換気の開口です。
端から端まで開口を設ける事で、通気層内の熱い空気を効率良く排出できる訳です。
厚さ12mmの野地合板をN50釘で屋根タルキに留め付けていますが、ここにも少しだけ拘りがあります。
写真を見て気がつくかな?
実は張り方を上図の左側『千鳥張り』に限定しているんです。
一般的には、右側『イモ張り』にしている現場もあると思います。
施工性は若干、前者の方が劣ると思います。
合板を張る際に、少し手間が掛かるんです。
でも合板の隅部に掛かる釘の負担は、前者の方が少なくて済みます。
だから力が加わった際の合板の破断も少ないんです。
小さな違いですが、イザという時には大きな違いになると思うんです。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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上記をご確認ください。