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板橋区で工事中の『FPの家 Y邸』の工事写真をご覧ください。
昨日、玄関ドアを吊り込みました。
2世帯住宅の為、玄関ドアも2つあります。
ちなみに、どちらもガデリウスのチークドアを採用しました。
このドアは防火ドアでありながら、一般的な断熱ドアに比べて断熱性が高いんです。
しかも防犯性が高い!
省エネ性と防犯性を兼ね備えた、スグレモノなんです。
しかも一見すると、木のドアって感じがするでしょ?
なかなか恰好良いと思うんです。
でも実は、上図のように木で挟んだ断熱ドアなんです。
この図を見ると、木製ドアっぽくないでしょ?
でもドアのカットサンプルを見ると、結構木製ドアっぽいと思います。
表面単板と耐水HDFが結構厚いし、ドア周辺部にはゴツイ集成材が使われています。
ナント、扉の厚さは約70mm!
結構、迫力があるでしょ?
それでも木製ドアとは言い難い・・・。
本当は『木のドア』と言いたいんです。
残念・・・。
でも仕方ないですよね?
だって玄関ドアって内外温度差・内外湿度差が大きいし、場所によっては陽も当たります。
雨水が掛かれば、吸水・乾燥を繰り返す事になります。
反り等の狂いを防ごうとすれば、鋼板を挟んだりエンジニアウッドを利用する事になります。
せっかくの高断熱ドアですから、長期に渡って隙間の増大も防ぎたいでしょ?
だから私は木質玄関ドアと呼ぶようにしています・・・。
シート張りのドアとは違い、経年変化を楽しむ事も出来ます。
しかもドアごとに木目が違うんです。
冒頭の写真を、良く見比べてください。
同じドアなのに、木目も色も違うでしょ?
右側の扉の方が、赤みが強いと思います。
また左側の扉の方が、縦に入った筋がハッキリしています。
無垢板をスライスした挽板は、個性が豊かなんです。
シート張りのように、同じ柄はありません。
古くから、建造物の内装材などで使われているチークは、三大銘木の1つに数えられ、高い評価を受けています。
その特徴は以下の通り。
木材の中でも強靭さに優れている。
一度乾燥すると伸縮したり、反ったり、割れたりすることはほとんどなく、単純な硬度に加えて摩耗にも強い。
耐朽性が極めて高く、十分な強度を持つ。
加工性が良く狂いが少なく、通常流通している木材としては世界でも最高級の材とされている。
手入れが簡単。
経年変化が楽しめる。
もちろんシート貼りのドアにも、経年変化はあります。
でも薄汚れてみすぼらしくなると感じる方が多いのではないでしょうか?
一方、この玄関ドアは風合いを増し味わいが深まると感じる方が多い筈。
その変化を楽しむ事が出来る分、お得だと思います。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
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