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板橋区で工事中の『FPの家　Y邸』の工事写真をご覧ください。

先日バルコニーのFRP防水が完了したので、翌日にサッシの取り付けを行いました。

瑕疵保険では防水立上りの最低基準を120mmとしています。

でも弊社では、150mm以上の防水立上りを確保するようにしています。

立上りを大きくすれば漏水の危険性は下がります。

でも跨ぎ高さが増えるので、出入りは面倒になります。

バルコニーの床面は納まり上2階床よりも100mm程度高くなりますが、防水立上りを150mm取ろうとすれば、跨ぎ高さは250mmになるんです。

最近は2階窓にもシャッターを取り付ける事が多いので、シャッター敷居の下がる分、さらに取付高さを上げなくてはなりません。

あまり高くしたくない場合は、写真のようにFRP防水を窓台まで塗るようにしています。

こうしておけば、万が一雨水が入っても、躯体を濡らさなくて済むでしょ？

今回バルコニーへの出入りの為のサッシは、W2.6m×H1.8mのシャッターサッシでした。

防火トリプルガラス入りの樹脂サッシです。

玄関から建物内に入れる事が出来ず、足場の一部を解体して、外から搬入しました。

幸い、担ぎ揚げ要員はたくさんいましたから・・・。

ガラス入り障子は室内に置いたものの、シャッター付サッシ枠は足場に括り付けておきました。

室内に入れると出すのが面倒だし、バルコニーに置くとFRP防水の邪魔になるでしょ？

現場には大工しかいないので、サッシ枠を取り付ける際には私も手伝いました。

足場にぶつけて傷付けないように気を使いました。

樹脂サッシは枠も、それなりに重いんです。

枠を固定し、無事ガラス入り障子も嵌め込み完了！

ツルツル滑るので、ゴム手袋を着けないと持ち上げられません。

ガラスに貼られたラベルを見ると『49kg』と書かれていました。

これガラスの重さでしょ？

障子の重さを加えると、何kgになるの？

実は最近、サッシの納品業者が変わりました。

お付き合いしていた業者から、お断りの連絡が入ったんです。

「サッシが重すぎて、体力的に続けられません。」との事。

確かに最近は、トリプルガラスが増えましたよね・・・。

ある程度、人数のいない業者だと、納品がきついと思われます。

弊社の場合、玄関ドアも防火木質ドアだし・・・。

そろそろ本格的に、作業用ロボットの運用を考える必要があるのかも知れませんね？

サッシを取付けたので、さっそく窓周りに防水テープを貼りました。

これで、透湿防水シートが張れます。