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昨日、弊社OB宅にお邪魔してきました。
築27年のお宅です。
当時は手動シャッターの採用が多かったんですが、このお宅でも手動シャッターを2か所採用しています。
電動シャッターであれば、開閉はスイッチのON・OFFで行います。
でも手動の場合には、スラットの座板を手で持ち上に上げたり下げたりします。
ここで問題になるのが、開いているシャッターを閉じる時。
スラット下端の座板の位置が高くて、手が届かない場合があるんです。
そんな時に役立つのが『操作ロープ』です。
座板に細いロープがぶら下がっているので、先端の握り部を持って引き下げる事が出来ます。
またスラットを下げた状態では、写真のように握り部をスラットに固定する事が出来ます。
便利でしょ?
でも、このロープにも弱点があります。
樹脂製の細いロープのため、切れてしまう事があるんです。
今回も、このロープが千切れてしまったため、修理に伺いました。
用意したのは以下の部材です。
①操作ロープ(座板付)
②取付ナット
また取付ナットの取付&取外しにM6スパナを使います。
交換方法は、至って簡単です。
まずは既存ロープの取外しから・・・。
①スラットを中間位置まで開けます。
②室内側よりスパナを使って操作ロープの取付ナットを外します。
ナットを外せば、ロープは簡単に抜けます。
続いて新しいロープの取付となります。
①室内側より操作ロープを座板の下側から取付穴に挿し込み、スパナで取付ナットを締めます。
説明こそ簡単ですが、やってみると意外と手間取ります。
取付穴がガラス障子の縦框部分の外側になる為、縦框が邪魔でスパナが入りません。
もちろん、かなり小型のスパナを使いましたが、それでもなかなか入らないんです。
取付穴の位置を、少しずらしてくれればいいのに・・・。
どうにか取付ナットの取付完了!
写真のように無事、操作ロープの取付完了です。
②部品にガタつきがない事を確認します。
③取付ネジまたはナットの締め過ぎで部品が変形していない事も確認します。
これにて、交換作業完了となります。
OB様に完了報告をしました。
「ありがとうございます。」
「隣のシャッターも、以前に交換してもらったんです。」
なにしろ樹脂製の細いロープです。
経年劣化するのは仕方ないと思います。
でもステンレス製のワイヤーロープにすれば、もっと長持ちするのでは?
部品自体は、それほど高価ではありません。
でも交換工事をご自分で出来なければ、これに取付費用が加算されます。
交換頻度の少ない部品にしてもらった方が、お得ですよね・・・。
取付穴の位置、そしてワイヤーの材質について、改善要求をしたいと思います。
まあ最近は電動シャッターにする事が多いので、こうしたメンテナンスは起こらないんですけど・・・。
posted by AssetRed
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