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05月17日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は雨のち曇り。
気温はさほど上がりませんでしたが、とにかく湿度が・・・。
板橋区で工事中の『スケルトンリフォーム K邸』の現場写真をご覧ください。
ユニット階段の施工風景を撮ってみました。
躯体に厚さ15mmの石膏ボードを張り、プレカット済みの側板を取り付けていきます。
普段であれば、それほど時間は掛かりません。
でも今回は、かなり苦戦していました。
「とにかく、矩(カネ)が悪い!」
大工さんが、ブツブツと溢していました。
本来、石膏ボード同士の入隅は直角になっていなければなりません。
でも昔の家だからなのか、直角ではないんです。
下地をふかしたり、側板の裏を削ったりして、なんとか取り付けています。
普段は、あまり愚痴らない大工ですが、階段施工を始めてからは愚痴ばかり・・・。
仕方ないのかな?
「でも、このくさびは良いね!」
珍しく、ユニット階段の付属品を褒め出しました。
普段はあまり採用しないメーカーの階段です。
残念ながら無垢板の階段ではありません。
基材のMDFが見えるでしょ?
確かに、一般的なくさびとは違った形状をしていました。
黒い樹脂製の部品が、くさびです。
これを専用のビスで固定します。
一般的なくさびは、上図のように三角形になっています。
これを側板に挿し込んだ踏み板と側板の隙間に挿し込みます。
木製であれば接着剤で固定し、樹脂製であれば専用ビスで固定します。
大工さん曰く、作業性が良いそうです。
しばらく作業内容を見ていましたが、確かに簡単そうでした。
全て正面から取付られるのが、ポイントなのかな?
でも、恐らくプレカット加工を簡単にするための工夫ですよね・・・。
昔は、こうしたくさびも大工が加工していました。
もちろん堅木を利用していました。
今では、当たり前のようにユニット階段に同梱されています。
大抵は樹脂製です。
木材は乾燥収縮するからね!と大工は言います。
でも樹脂は経年劣化しますよね・・・。
これって進化に当たるのかな?
それとも退化に当たるのかな?
posted by AssetRed
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