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昨日、弊社OB宅にお邪魔してきました。

数日前に電話を貰い、修理に伺ったお宅です。

アコーディオン門扉が壊れたとの事。

築12年超のお宅です。

一見すると、特に問題なさそうです。

でも鎌錠（イラスト参照）を手で引っ張ると、抜けてしまいます。

ある日、写真の部品が落ちていたらしい・・・。

まずはハンドルを外して、鎌錠部分を分解してみました。

構造は、意外とシンプルです。

中を覗くと小さなビスが抜けていました。

締めが甘かったのかな？

早速ビスを締め直して、修理完了！

といく筈だったんです。

でも赤丸部分のビスを取付の際に落としてしまいました。

直ぐに探しましたが、見つかりません。

紛失・・・。

結局、ビス留付が出来ず修理未完了となりました。

「申し訳ありません。」

「このビスを紛失したようです。」

「取り寄せるので、届き次第修理させて戴きます。」

そう言って、この日は現場を離れました。

問題はここからなんです。

某メーカーに門扉の品番を伝え、上写真を見てもらいビスを手配してもらいました。

でも既に廃盤になっており、部品は用意出来ないとの事。

えっ、またかよ・・・。

でも後継品の部品なら用意出来るそうです。

鎌錠部品は同じなので対応可との事。

良かった・・・。

早速、見積もりを依頼しました。

 

 

でも届いた見積もりを見て、目が点になりました。

ナント、写真の部品を購入するしかないそうです。

「部品の中に問題のネジが同梱されているので、それを使ってください。」

当然、結構な金額です。

欲しいのは、小さなビス×1本なのに・・・。

せっかく購入しても、ほとんどの部品がゴミになります。

「ご自分で、ビスを購入してはどうですか？」

そうアドバイスを戴いたので、その言葉に甘える事にしました。

「取付ネジの寸法を教えてくれませんか？」

答えはすぐに返ってきました。

「Φ4×12特サラというネジになります。」

特サラ？

「はい、特サラです。」

ネジ専門店に聞いてみましたが、特サラと言われてもわからないと言います。

「おそらく皿頭が小さいんだと思います。」

「皿頭のサイズを教えてくれれば、用意出来ますよ。」

再びメーカーに聞いてみましたが、皿頭のサイズはわからないと言います。

「実物を測ってください。」

わからない筈は無いと思うんだけど・・・。

測りに行くの面倒だな・・・。

もしかしたら知っているかも知れない。

一縷の希望を胸に、サッシ屋の知人に相談してみました。

でも、わからないと言います。

「でもΦ4×12のサラネジなら何種類か持っているので、差し上げますよ。」

都合の良い事に、この後、弊社に顔を出す予定だったらしい・・・。

結局、それを持って現場に向かいました。

ラッキーな事に、その中のひとつがヒットしました。

無事、修理完了です。

良かった・・・。

 

最近、益々メーカーの対応が不親切になったと思います。

弊社がメーカーのサッシを購入してないからなのかな？

サッシを購入していた頃は、とても親切な対応をしてくれた気がします。