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板橋区で工事中の『スケルトンリフォーム K邸』の工事写真をご覧ください。
何の写真かわからない人も多いと思います。
2階居室の壁入隅と天井野縁を撮っています。
白ッぽいのが発プラ系断熱材、厚さ100mmのモノを柱間に充填しています。
そして、その内側に配線野縁を立てています。
配線野縁の上方を見ると、天井野縁が見えると思います。
ここで目を凝らして欲しいんです。
壁際の天井野縁の外側に、石膏ボードの断面が見えるでしょうか?
このお宅では、厚さ15mmの石膏ボードを外気に接する壁の内側に張っています。
小屋裏はもちろん、階間の梁の内側にも張っています。
もう一度、目を凝らしてください。
際野縁と配線野縁の間に隙間があるのが見えましたか?
この隙間、ちょうど15mmあります。
なぜなら、ここに厚さ15mmの天井石膏ボードを挿し込むからです。
配線野縁に石膏ボードを張ってしまうと、配線スペースの上部に石膏ボードの張られていない部分が出来てしまいます。
でも天井ボードを挿し込めば、配線スペース上部にも耐火被覆が出来るんです。
これが弊社の標準施工です。
ここまで出来たら、電気屋さんに配線してもらいます。
写真のように電線やボックスは配線スペース内に納まるので、断熱材に穴を明ける事はありません。
断熱欠損や気密性の低下もない訳です。
配線野縁を横断したい場合は、写真のように野縁の一部を切り欠きます。
その際には、写真のように注意喚起のための表示をしておきます。
黄色いテープが貼ってあるでしょ?
石膏ボードを留める際に、ビスで電線を傷付けないように配慮している訳です。
10年ほど前から、このような施工を行うようになりました。
正直、面倒です。
もっと楽に出来る施工があれば良いんですが・・・。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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