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今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
今回は、先日弊社のスケルトンリフォーム現場で行われた建築従事者向けの構造現場見学会について書こうと思います。
私の立ち位置的には、現場の実際を見てもらい、気付いた点があればアドバイス戴きたい!
という感じでした。
せっかくですから、日頃悩んでいたり、わからない点があればお互いに話し合って解決策を見つけましょう!
弊社も性能向上リノベについては、まだまだ経験不足の為、悪戦苦闘の毎日なんです・・・。
こんな前置きから始まった見学会でしたが、意外とご意見を戴けなかったんです・・・。
ちょっと残念でした。
でも、そんな中、予想外に好反応を戴けたのがある金物でした。
以前にも拙ブログにてご紹介させて戴きましたが、こんな金物です。
BXカネシンの『レンコン金物羽子板セットⅡ』と言います。
こんな感じに梁と梁の接合部に使いますが、大きな特長は梁にボルト穴を明けないで良い事。
レンコン金物を6角ボルト先端に取り付け、専用ビスで留め付ければ良いんです。
新築住宅であれば、平場で安全かつ簡単に梁に穴を明ける事が出来るでしょ?
でもリフォームであれば、建っている状態の梁に穴を明けなければなりません。
足場・脚立の上とは言え、極めて不安定な状態での作業となります。
精度は落ちるし、危ないでしょ?
一般的に使われている『羽子板ボルト』の写真も挙げておきます。
ボルトの先端は、こんな感じです。
座金を挟み6角ナットを締め付けます。
これが外周部であれば、柱や梁に耐力面材を張る際に邪魔になるでしょ?
そこで弊社では、座金と6角ボルトが隠れる程度に座彫りを行います。
そして金物の周りに発泡ウレタンを充填し、アルミテープを貼ります。
あくまでも新築の場合です。
リフォームだと色々問題があるんですよね・・・。
上図をご覧ください。
座彫りのない羽子板ボルトの留め付け状態を示しています。
柱の左側に、6角ナットと座金が出っ張っているでしょ?
これを引っ込めるために、深さ30mm程度の座彫りを行います。
すると羽子板ボルトが座彫り分、右にずれます。
その分、羽子板ボルトに刺さった6角ボルトも右にずらす必要があります。
でも内側に穴が明いているので、羽子板ボルトを締めた際に構造的に心配になります。
でもが金物の出っ張りを無くさなければ、耐力面材を張る事が出来ません。
レンコン金物羽子板セットⅡならば、問題なく取り付ける事が出来ます。
スケルトンリフォームT邸でも、タイガーEXプログレを張っています。
これも、レンコン金物羽子板セットⅡのお陰です。
みんな、同じように苦労しているんでしょうね。
本当に、評判良かったんです。
posted by Hoppy Red
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電話:03-3550-1311
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上記をご確認ください。