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06月30日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は晴れ。
最高気温も35℃に届きそう・・・。
絶対湿度も15.85g/kgDAと高く、熱中症が怖い一日になりそうです。
練馬区で工事中の『スケルトンリフォーム T邸』の工事写真をご覧ください。
建物外周りの既存柱と新しく立てた間柱を撮ってみました。
ちなみに2階洋室の南面の柱です。
2階の既存柱は、100mm~103mmくらいの太さになっています。
1階は103mm~105mmくらいですから、明らかに細いんです。
また1階柱には角のある材(特等材)を使っているのに対して、2階柱には丸みのある材(並み材)が使われています。
これは2階柱の方が荷重負担が少ないためだと思われます。
一方、間柱は105mmあります。
既存柱よりも2mm~5mm太い訳です。
壁に断熱材を充填し室内側に石膏ボードを張るのであれば、この状態では困ります。
だから既存柱の両脇に間柱を立てています。
写真をよく見ると、既存柱と隣に立てた間柱に明らかな段差があるでしょ?
以前に行った繊維系断熱材の吹き込みに際して行った『不織布張り』の様子を挙げてみました。
今回も同様に、柱や間柱の室内側に不織布を張ります。
前回は柱・間柱の室内側に石膏ボードを張りました。
そのため不織布を石膏ボード裏面より5mm程度内側に張ったんです。
繊維系断熱材をパンパンに充填すると、不織布の中央部が室内側に孕んでしまうからです。
でも今回は不織布を間柱の室内側に張る予定です。
断熱施工後に可変気密シートを張り、配線野縁を立て、石膏ボードを張るからです。
どちらの施工であっても、柱・間柱の室内側は揃っていないと困ります。
だから間柱を柱の両脇に立てたんです。
既存柱が細くても両脇に立てた間柱が105mmあれば、不織布を真っすぐに張れるでしょ!
柱は両脇の間柱よりも凹んでいる状態ですから、ここには後でベニヤを張ります。
その為に数種類の厚さのベニヤを用意しなければなりません。
2.3mm・3.0mm・4.0mm・5.5mm・・・。
これらのベニヤを柱巾に割いて、貼ります。
こうすれば柱を太くした事になるでしょ?
築古建物を断熱改修するのって大変です。
せっかく高断熱化を図っても、気密施工が出来ていなければ意味がありません。
だから気密施工も頑張ります。
意外と手間が掛かるんですよね。
羽柄材やパッキン用のベニヤもたくさん使うので、その費用もバカになりません。
むしろ新築の方が、簡単かもしれませんね・・・。
posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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