現場に転がっている断熱材の端材を使えばゴミも減るし、材料費も掛かりません。

07月05付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り時々雨。

雨粒がたまにパラッと落ちて来ます。

気温こそたいした事ありませんが凄い湿度です。

汗で作業服の色が変わってしまいました。💦💦💦

練馬区で工事中の『スケルトンリフォーム T邸』の現場写真をご覧ください。

月曜日から始まる『壁へのブローイング工事』に備えて、只今下地準備の真っ最中

明日は休業日のため、最後の追い込みをしています。

写真は、外気に接する壁に取付けられたボード状断熱材です。

ちなみに灰色の部材は耐力面材ですから、その向こうが外気となります。

壁の中には繊維系断熱材を105mm充填します。

柱・間柱の内側に不織布を張り、その上に可変透湿シート、そして配線野縁を取付ける仕様です。

この仕様だと、電気配線時に気密処理を行う必要がほぼ無くなります。

電線等が気密層の内側に来るからです。

また断熱材の詰め過ぎで不織布が孕んでも配線スペースでカバーできるので、断熱厚さを105mmにする事が可能。

通常は柱・間柱の内面よりも5mm程度クリアランスをとって100mm程度となります。

わずか5mm、されど5mm・・・。

この5mmの差が、様々な所でメリットを生むんです。

詳しくは書きませんが。

ところで繊維系断熱材を充填するのに何故、ボード系断熱材を取り付けているの

と疑問に感じた人もいると思います。

実はスリーブを設ける為の断熱下地なんです。

こんな感じに断熱材に穴を明け、スリーブを挿し込みます。

ここには、自然給気口やエアコン配管、換気用の給排気ダクトを通す予定です。

繊維系断熱材を充填する場合、配管穴を明ける部分に予め合板等を張っておくと気密シートを張る場合に重宝します。

シートとスリーブを密着させるためにテープ等で貼り合わせますが、下地がないときれいに貼れません。

どうせ下地を入れるならば、ボード状断熱材を入れた方が間違いないでしょ

スリーブ管の周りって断熱材を充填しにくいんです。

しかも合板等を張ってしまうと、裏を見る事が出来ません。

ボード状断熱材であれば、ホールソーで穴を明けてスリーブを挿し込むだけで済みます。

現場に転がっている断熱材の端材を使えばゴミも減るし、材料費も掛かりません。

ブローイング施工者は、この上から不織布を張ってボード状断熱材の入っていない部分に充填すれば良いんです。

以前は事前に電気配線やスリーブ等を施工していました。

気密層を跨ぐ施工の為、手間も掛かるし気も使いました。

気密部材等も必要になる為、意外と部材費も嵩んだんです。

また断熱施工後の電気配線変更がしにくいという問題点もありました。

こうした問題点を解消する為に弊社が選んだ施工です。

でも、まだ道半ば・・・。

高断熱・高気密住宅が当たり前になると、こうした施工も、もっと簡単にできるようになるかもしれませんね。

一日でも早く、そうなる事を願います。

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住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

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上記をご確認ください。

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